« 姦通罪は違憲(韓国憲法裁) | トップページ | 欠陥自転車の事故多発 »

2015年3月 1日 (日)

鹿と猪、積極的に捕獲

 毎日新聞(3/1)“なるほドリ”から、

《たまたまテレビでNHKを見ていた。北海道の或るスーパーで、流通ルートの開発や品質管理、価額設定への試みなど、タレントのLILICO(スウェーデンでは昔から、ヘラジカを捨てるところなく食べるているという)も交えてのジビエ料理の話題を取りあげていた。また、若い女性に美味しいと人気の鹿肉は、牛に比べてカロリーが3分の1、鉄分は豊富で4倍以上との説明もあった。》

 参照 鹿肉を食材に、普及目指す 2013/06
    秩序ある狩猟 2011/06

 5月末に施行される改正鳥獣保護法による、鹿や猪に荒らされる畑の被害について国が本格的な対策を始めるようだ。現行法は、戦前や戦中の乱獲で多くの動物が減ってしまった反省を生かした内容だ。このため、基本的には捕り過ぎを規制している。ところが、近年、鹿などが全国的に急増し、農林業や希少な野生植物に大きな被害が出ている。改正法は、積極的な捕獲方針を強く打出したものだ。

 Q 鳥も捕獲の対象に?

 A 心配しないでいい。大きな被害をもたらす動物を選び、今回の鹿と猪が指定された。環境省の推計によると、北海道を除く全国の鹿生息数は261万頭(2011年度)だが、このままでは25年度に500万頭に増える。猪も11年度に88万頭で1989年度の3・5倍だ

 Q 具体的な被害は?

 A 農家が大切に育てた農作物や若木を食い荒らし、農作物被害は全国で229億円(12年度)に上る。また、高山帯へも進出し、希少な高山植物を食べていて、絶滅させる恐れもある

 Q これまでどんな対策を取ってきたの?

 A 増えすぎた鹿などの捕獲は、趣味のハンターらが所属する猟友会に主に頼っている。多くの都道府県や市町村は、ハンターが捕獲した頭数に応じた捕獲報奨金を出している。ところが、ハンターはこの40年間に6割以上減り約20万人(11年度)となり、うち60歳以上が3分の2を占め、高齢化が進んでいる

 Q それは大変だ

 A 改正法で国は、計画を立てて鹿と猪の捕獲事業を行う自治体に、プロのハンターを雇えるように人件費などを補助し、被害が拡大している最前線や、頭数を減らす効果が高い場所での捕獲を充実させる。また、民間企業などを認定し、捕獲から食肉の加工・販売を扱うビジネスへの参入を目指す。採算が取れるかどうかが課題だ。これらの対策によって国は、23年までに鹿と猪の頭数をそれぞれ半減させる目標を立てている

|

« 姦通罪は違憲(韓国憲法裁) | トップページ | 欠陥自転車の事故多発 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/61212507

この記事へのトラックバック一覧です: 鹿と猪、積極的に捕獲:

« 姦通罪は違憲(韓国憲法裁) | トップページ | 欠陥自転車の事故多発 »