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2015年1月29日 (木)

特殊詐欺被害8割が高齢者

 毎日新聞(1/29)から、

 警察庁は29日、振り込め詐欺などの「特殊詐欺」を巡り、全国の警察が把握した2014年の被害額が約559億4000万円(前年比14%増)で過去最悪だったと発表した。被害額が500億円を超えるのは始めてで、被害者の約8割は65歳以上の高齢者だった。同庁は高齢者の被害が特に目立つオレオレ詐欺など3類型を捜査の優先対象とし、有力情報には対価を支払う制度も導入するなどして、被害抑止を目指す。

《特に高齢者に被害が多いことの背景には、家族からの便りなど連絡を待ちわびる年老いた高齢者たちの「待ってました」とばかりに受話器を取りあげる、孤立環境が浮き上がってくる。もう10年以上になる私の留守電(録音機能付き)利用による応対では、先ず、オレオレに騙されることがない。そばで呼び出しベルが鳴っても決して受話器は取りあげない。それに、「オレ、オレ」の呼びかけでは絶対に家族の誰も騙されることがない。それは、物心ついた頃から、私の家族は未だかつて自分のことを「オレ」と口にする兄弟はいなかったからだ。成長してからも全員「ぼく」としか表現しないから。私の長男も「ぼく」を使って40歳を超えた。話は逸れたが、「かかってきた電話には決して応対のためには出ないこと」が詐欺に遭わないですむ鉄則だ。1年ほど前に、警察から詐欺に要心の電話での呼び掛けがあった。それには上のように応対し、相手が話すことを聞いて確認してからでないと応対しないことを返事した。警察が誰かから聞いてそうしているのかと質問されたが、以前から迷惑電話で困っていたので、留守録を取り付けた随分昔から実施している旨答えた。その時の警察側の話で、詐欺する側は、録音されることを嫌うのでそれがベストの対策です、と教えてくれた。》

 1同庁によると、警察が被害を確認した件数は同11パーセント増の1万3371件だった。被害者のうち65歳以上は男性が2510人、女性が8030人。全体に占める「高齢者率」は78・8%で、統計を取り始めた11年に比べると16・1ポイント増えた。

 詐欺の形態別では、前年から増加した被害のほとんどは、現金を宅配便やレターパックで送る現金送付型が占めた。
 詐欺グループにとっては、
 ①現金自動受払機(ATM)利用限度額の制約がない
 ②被害者と顔を合わせる必要がなく、逮捕のリスクが少ない
⎯⎯⎯⎯のメリットがあり、現金送付型の被害額は同62%増の約212億円と急増した。

2 地域別では首都圏の被害が目立つが、現金送付型の被害について高齢者の人口で割って都道府県別に比べてみると、滋賀や宮城など地方圏も上位に並んだ。

 摘発のペースが遅れている地域が標的となっている可能性があり、ワーストだった滋賀県では現金送付型の摘発件数はゼロだった。警察幹部は「詐欺グループの拠点である首都圏だけでなく地方も含めた対策を強化する」と話す。

 警察庁が捜査の力点を置く3類型は、▽オレオレ詐欺 ▽医療費などの還付を装ってATMを操作させる還付金等詐欺 ▽投資などの取引を装う金融商品詐欺⎯⎯⎯で、被害額は全体の約7割を占める。
 
 一方、14年に警察が摘発した容疑者は同12%増の1990人で過去最多だったが、首謀格は74人にとどまった。

 容疑者の内訳で最も多かったのは「受け子」と呼ばれる現金受け取り役の1016人で、うち238人は少年だった。

 また、暴力団関係者の摘発が同38%増の689人に上り、資金源となっている傾向がさらに強まった。

 摘発強化策として、暴力団捜査などの情報窓口として最高10万円が支払われる「匿名通報ダイヤル」を活用し、4月からは特殊詐欺に関する情報も受け付ける方針。

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