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2014年12月20日 (土)

乱暴な言葉使う女性

 毎日新聞(12/20)“現代恋愛模様”ノンフィクション作家:亀山早苗 より

 最近、街中や喫茶店などで、女性が一緒にいる男性に向かって口汚くののしる様子を見ることがよくある。
 「おまえ、何様?」
 「だから言っただろ、バカ」
 文字にすると、男性が言ったとしても乱暴な感じだ。時に女性たちは吐き捨てるように、こういう言葉を口にする。
 「私もよく言います。彼に」アキホ(33)は笑いながらそう言う。接客業だから、普段は丁寧な話し方を心がけているが、彼には気をつかわずに済む分、つい言葉が乱暴になる。
 「2年つき合っている同い年の彼は、デリカシーがなくて鈍くさい。例えば歩きながら話をしていて、自分がびっくりすと急に立ち止まるわけですよ。後からくる人に迷惑でしょう? だから『一々止まってんじゃねえよ』と怒ってしまう。つい仕事の愚痴をこぼしても『ふうん』という応答をするので、『お前はそれしか言えないのか』と。友だち感覚というより、心のどこかで彼を小ばかにしておいるのかもしれない」
 そして、その程度の彼とつき合っている自分自身に情けなさを感じることもあるのだとか。
 「だからといって、柄にもなく女っぽくしなくてはいけない男性とはつき合いたくない。仕事で気苦労が多いのに、プライベトでまで気をつかいたくないんですよね。音言葉をわざと乱暴に使うのは、ストレス解消なのかもしれません。

 この問題、単純に、女性が女っぽさを放棄して彼を支配したがっているということではなさそうだ。女性が抱える日常的なストレスと関連がある。

《ここまで読み進んできて、アキホが使っている男言葉が男に対するDVであるにもかかわらず、女が常日頃男のDVと主張する言葉の暴力であることへの反省が全く感じられない。彼女の言い分は、世の中の一般的なあくまでも女の側からの一方通行の「女」を主張することの甘えでしかないことに気がついていない。挙げ句の果ての言い分は、話す方も聞く方も、女性の特権のように「ストレス」で煙に巻くところに落ち着く。まるで男にはストレスが存在しないかのように。それに、男の専売特許のように書かれる家庭内DVも、男だけの一方的なものではなく、女性の口から発する言葉の誘因もあるだろう。》

 「仕事が厳しいんです。業績が悪いから車内の空気も良くないし、リストラやパワハラもあります。女だって『ふざけるんじゃねえ』と叫びたくなることだってあるでしょ。毎日がそういう連続なので、女同士が集まるともっと口汚くなってなっていますよ」

 ただ、言霊と言われるように、自分の口から出た言葉には不思議な力が宿っているものだ。否定的なことばかり言っていると、表情も陰険になり、人も寄ってこなくなる。

 女性が男言葉を使うことを一概に否定はしない。それによって意外な魅力が生まれることもあれば、職場で「よし、やるぞ」とつぶやけば」士気が上がることもあるだろう。

 ただ、乱暴な言葉を使うことで自分の心が荒れていく恐れもあるのだ。逆に言えば、言葉を選ぶことで穏やかな心を作っていけるともいえる。

 特に恋愛関係で、女性が恋人に対して乱暴な物言いをすることが、恋を素敵なものにするとはあまり思えない。
 「彼が素の私をどこまで受け入れてくれるのか、試したい気持ちもあって、悪ぶった言葉を投げつけてしまうのかも」

 アキホはそう呟いてニコッと笑った。ひょっとしたら、それが本音に近いのかもしれない。彼がそこまで理解してくれればいいのだけれど・・・。

《ざっと読むかぎり、彼女がデリカシーがないと言うつき合っている彼ほどにも彼女自身に「女」を主張するだけでデリカシーのないアキホでは、早晩離別が待っているのでは。》

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