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2014年12月11日 (木)

いじめ問題調査審議会、4防止策を提案

 毎日新聞(12/11)から、

 《増えた増えたの合唱で、原因となる核心を見出せないまま、対策の何一つできないことに口を開くのも嫌気がさし、ブログに載せることを諦めてきた。今回は「いじめ調査審」のいじめ問題は入学前にあることに気づき、その上っ面に触れた4防止策なるものを発表したが、いずれも隔靴掻痒、そもそもの原因たる入学前の家庭内教育の不足の核心に触れることなく、さらにもどかしく思うだけのものに終わった。これでは、これから先も、いじめのなくなる望みは失われたままだろう。05年8月にブログを初めて以来、「高校野球と不祥事」06年の「心の傷」など、ほぼ190篇のいじめに関する私見を記したが、いじめの原因は学校や教師の問題ではなく、育児監督責任よりも働くことを最優先する親、保護者の側にあることを指摘してきた。》

 鶴ヶ島市立西中で3月と4月、別の女子生徒が校舎の窓から落ちて重傷を負った事故で、背景にいじめがあったかなどを調べている同市の第三者機関「いじめ問題調査審議会」が10日開かれ、学校が入学前の説明会で相談場所を説明するなど4項目のいじめ防止策を提案した。

 審議会は同市教育委員会に設置しており、今回の会合が5回目。当初は市教委や学校の調査・対応を検証し、提言などをまとめて今年末までに答申する予定だったが、二つの事故の関連性などが未解明なため、年明け以降も審議を継続し、年度内をめどに報告書をまとめる方針だ。

 この日の会合では、これまでの審議を踏まえ、3人の委員から、市教委と学校が講じるべきいじめ防止策として4点の「コメント」が示された。

 コメントでは
①入学前の説明会などで、人間関係で悩んだ場合に学校内外に
 相談場所があることを説明する
②授業の中で、いじめとは何かや防止・対処方法を説明する
③教員や生徒がいじめに意識的に取り組む姿勢を視覚的に感じ
 られるよう、リボンを付けるなど学校全体で雰囲気を作る
④生徒の目につく場所に相談機関の連絡先を掲示する
 ―ことが提案された。

 市教委は年明け以降、できるものからコメント内容を具体化していく方針だ。

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