« 「人々の死、無にせず努力」 | トップページ | 脳死移植300例目 »

2014年12月24日 (水)

「2060年1億人維持」

 毎日新聞(12/24)から、

《またまた、食べられないのに餅を画で描こうとしている。参照でも取りあげたが、5年先には日本は女性の半数以上がお婆ちゃんの世代になる。それでも出生率が上がるとする裏付けはどこにあるのだろうか。どこまで夢物語に浸っているのだろうか。計算上で子どもはいくらでもつくれる、しかし、実際の子どもを作ることとは別の世界のことだ。或いは政府お得意の、バラまきで釣ろう算段を考えているのだろうか。》

 参照 2019年には、日本の全女性の過半数が50歳以上 14/11/12
    出生率1・8提示 14/11/08

 政府の地方創生本部は24日午前、人口減少社会の将来像を示した「長期ビジョン」案と、今後5年間の数値目標や具体策を盛り込んだ「総合戦略」案を、自民党に提示する。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率(昨年は1・43)が2030年に1・8、40年に2・07まで上昇すれば、政府目標の「60年に1億人程度の人口維持」を達成できると推計。人口減対策が急務としている。27日にも閣議決定する。

《哀しい話だが、私はもう日本は取り返しが出来ない段階にきていると思っている。どんなに数字をいじり、出生率を「これだけ上がった」と、机の上で高めてみても、産める世代の日本女性に産む喜びが芽生えないかぎり、これから先は、もっと急激に人口減は進み、数世紀後には日本国は昔あった国として、地球上から消えて行くか、どこかの強国の属国となっているだろう。》

 長期ビジョン案は出生率について「個人の選択である出産に国が介入すべきでない」という批判に配慮。「数値目標」との表現は避け、「結婚や出産はあくまでも個人の自由な決定に基づき、個々人の決定にプレッシャーを与えるようなことがあってはならない」と明記している。

《「数値目標」の表現を避けたというが、言ってることは間違いなく数値目標そのものだ。それも分かり切ったことでそれ以上に中身のない空っぽの、ただの逃げ道を用意しただけ。》

 出生率1・8の水準は、結婚を望む人がみな結婚し、理想の数の子どもを出産できた場合の「希望出生率」と位置づけた。出生率2・07は人口が増えも減りもせずに均衡する「人口置換水準」に当たるとし、同水準への回復が「人口が安定する必須の条件」としている。

《2060年に1億人に辻褄を合わせるための数字の遊びに過ぎない。》

 また今後の出生率が上昇すれば、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は50年の35・3%をピークに低下し始め、2110年に10年(23%)とほぼ同じ水準の26・6%まで下がって安定すると試算。50年代の実質国内総生産(GDP)の成長率も1・5〜2%程度を維持できると見込んでいる。

《空想と、取らぬ狸の皮算用の積み重ねの数字の遊びが続く。》

 人口減対策の基本的な方向性としては、
  ①東京一極集中の是正
  ②若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現
  ③地域の特性に即した課題を解決⎯⎯⎯⎯を挙げた。

 一方、総合戦略案は「若者の安定した雇用を30万人創出する」など、20年までに達成すべき多数の数値目標を掲げ、自治体の裁量で使える自由度の高い新型交付金などの具体策を盛り込んだ。

《やはり最後の「ニンジン」は金で釣る腹のようだ。》

|

« 「人々の死、無にせず努力」 | トップページ | 脳死移植300例目 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/60859867

この記事へのトラックバック一覧です: 「2060年1億人維持」:

« 「人々の死、無にせず努力」 | トップページ | 脳死移植300例目 »