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2014年11月20日 (木)

高速道路の死亡事故

 毎日新聞(11/20)から、

 高速道路での死亡事故は「高速道に入ってから100キロ未満(約1時間以内)」に発生する傾向が強いことが警察庁の分析で分かった。一般道を含めた事故全体が減少傾向にある中で高速道の死亡事故は昨年まで4年連続で増えている。同庁はドライバーの油断が要因とみて、長時間運転でない場合でもパーキングエリア(PA)で早めの休憩を取ることなどを呼びかける。

1高速道での死亡事故は2009年までは減少傾向にあったが同年に162件(死者179人)に上った。料金割引制度やインターネット通販の普及などに伴う交通量の増加が背景にあるとみられる。


《事故の分析内容の詳しいことが分からないが、100キロ未満というだけで、比較的直線が続く道路なのか、上り下りの勾配のある道路なのか、昼夜のいずれの時間帯に多いのか平均的に分散しているのか、渋滞の状況はどの程度の時に多いのか少ないのか、シーズンによる違いはどの程度あるのか、帰郷、帰省シーズンに集中するのか、天候による影響はどうなのか、それらの詳細が分析されていないのだろうか。確かに一般道と違ってすれ違う対向車はなく、横から飛び出す車はいないことが、油断に結びつく要因としてあるのは分かるが、それらの複合要因と重ね合わせることも重要ではないのだろうか。》

 警察庁が13年までの過去5年間にわたる高速道での死亡事故を走行距離別に分析したところ、「100キロ未満」が最多の約50%を占めた。続いて、「100キロ以上200キロ未満」約18% ▽「200キロ以上300キロ未満」約9% ⎯⎯ などで、走行距離が短いほど事故が多く、子の傾向は乗用車もトラックも同じだった。事故形態は追突事故が最多で13年は全体の約3割を占めた。

 高速道利用者の平均走行距離は約45キロなので、統計上短距離の事故が多くなりやすい側面はあるが、走行距離が長いほど運転者の疲れは増す。担当者は「想定よりも短距離の事故が多く意外な結果。高速道に入った直後は緊張していても、交差点や信号がないため、短時間で油断が生じる可能性がある」とみている。

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