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2014年11月 5日 (水)

「尊厳死」宣言の女性死亡

 毎日新聞(11/4)から、

《先ず、私は尊厳死や自殺(いじめや暴力がもとの子どもの自殺は殺人とも言える一面を持つことから話しは別だ)さえも否定しない立場であることを記しておく。自殺に関しては、「死なずに生きておれば、悪いことばかりではない、どう好転するか分かったものではない」と勝手をいうが、もし、将来好転することがなく、さらに悪化した場合、助言した人間はどのように責任が取れるのか。好転しなかったのは、折角生き延びたが努力しなかった「お前が悪い」で済むことなのだろうか。》

 脳腫瘍で余命わずかと宣告され、「尊厳死」を選ぶと宣言していた米西部オレゴン州の女性ブリタニー・メイナード(29)が予告通り1日、自宅で医師から処方された薬を服用し死亡した。米メディアが2日報じた。

 メイナードが活動を支持していた尊厳死を推進するグループのスポークスマンは、メイナードが自宅の寝室で、家族ら愛する人たちの腕の中で穏やかに亡くなったと述べた。

 10月に動画サイト「ユーチューブ」で公開されたメイナードの映像は、900万回以上のアクセスを記録。英紙デーリー・テレグラフなど各国メディアもメイナードの死を詳報するなど大きな反響があった。

 メイナードは亡くなる当日、交流サイト、フェイスブックのページに「愛する家族、友だちよさようなら。世界は美しいところ。旅はいつも私の最良の教師だった」などと書き込んだ。教育の修士号を持つメイナードはネパールの孤児院で勉強を教えるなど、世界中を精力的に旅していたという。

 メイナードは1月に脳腫瘍と診断され、4月に余命半年と宣告された。それまで住んでいたカリフォルニア州から、死を選ぶ末期患者に医師が薬剤を処方することが認められているオレゴン州に夫婦で転居。11月1日に尊厳死を実行すると公表した。

 オレゴン州では1997年、米国で初めて法的に尊厳死が可能になった。現在はオレゴン州、ワシントン州、モンタナ州など計5州で同様の措置が認められている。AP通信によると、オレゴン州では昨年末までに750人以上が合法的に尊厳死している。

 メイナードを巡り、米国で「死ぬ権利」についての議論が起きた。世界各国でも判断が異なり、メイナードの選択に反響が広がりそうだ。

 米国では、反対派が「自殺を助長する」などと批判。メイナードは「自殺ではない。自殺だったらとっくに服用していた。本当は死にたくない」と反論していた。

 カリフォルニア州のロサンゼルス・タイムズ紙は社説で「オレゴン州に倣い末期患者が苦痛を伴わずに生を終えることを許可すべきだ。カリフォルニアや他州の議会は『自殺は倫理に反する』という宗教団体の主義に負けてきた」と主張した。

 欧州では、患者の意思により医師が薬物などで死に導く安楽死の合法化が徐々に広がっている。

 オランダは2001年に世界で初めて、国として安楽死を合法化、ベルギーが02年に続いた。フランスも05年に尊厳死を認める法律を制定した。

 <日本で同じ例は、殺人罪の恐れがある>
 日本では患者の意思に基づき延命治療を施さないケースはあるが、今回のようなケースは別次元の問題として捉えられてえおり、患者を死なせる目的で医師が薬剤を投与したり、処方したりすると殺人や自殺幇助罪に問われる恐れがある。

 厚生労働省は07年に終末期医療の指針を策定したが、医師が薬剤の投与などで患者の余命を短縮させる行為を指針の対象外とした。

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