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2014年10月28日 (火)

社会人野球 茨城ゴールデンゴールズ優勝

 毎日新聞(10/28)から、聞き手:藤倉聡子

 ―優勝した全日本クラブ選手権は、初戦で九回に3点差を追いつくなど、終盤の集中力が印象的だった。

 ✦選手も私(GG監督・片岡安裕美)も、先のことは考えず、目の前のゲームだけに集中していた。メンバーが20人しかいない分、一人一人が自分の役割を自覚してくれていたと思う。ボールボーイやバット引きでも、スムーズに仕事をできるかが試合を左右すると常々言ってきた。試合に出ない人間も含めて、皆が「俺の力でチームを勝たせる」と思えたから、連戦で「ずたぼろ」状態でも、強くなれたのだと思う。

《話しがずれるが、最近の記事で「マタハラ」なる時代に追いつけない老人には、何のことか分からないカタカナ語が目についた。「マタニティ・ハラスメント」なる意味合いのことだそうだ。昔人間には“マタハラ”は「又、孕んだのか」の方に近い意味合いを想像する。それに比べ、「片岡の発した『ずたぼろ』は、私は聞いたことも使ったこともないが容易に想像できる。“ずたずたに疲れて、体はボロボロの状態”だと。一方、カタカナ言葉の短縮語は、老人には一瞬立ち止まって頭を使うことになる。マタハラのように日本語でマタもハラも漢字が楽に当てはまるカタカナ語の短縮は気をつけて使う必要がある。》

 ―タレントの萩本欽一さんが2010年に監督を勇退し、元プロの選手がいなくなった後の優勝という意味でも、価値がある。

 ✦欽ちゃん(萩本)がいなくても、立派な球場で平日夜は週3日、土、日は終日練習できるのは(本拠地の茨城県)稲敷市のおかげ。支えてくれる方々への恩返しは、優勝だと思っていた。
 07、08年に連覇したが、優勝経験者は私を含め4人しか残っていない。チームの存続のためにも、若い選手が優勝を経験できたことは大きい。連取への熱意が高まり、勝つことは大事なんだと改めて思った。

 ―萩本監督に後継指名される形での就任だった。

 ✦タレントの仕事も含めてプロ選手に接することは多く、野球を勉強する機会には恵まれている。でも、私を監督として育ててくれたのは選手だろう。
 一年目は悩んで体調を崩した。その後「力を貸してほしい。でも最終的な判断は私がするし、責任はとる」と選手に言った。
 欽ちゃんが目指したように、ゴールデンゴールズは愛される球団でなくてはいけない。選手に厳しさを示しつつ、身持ちよく野球ができるように支える。そんなふうにできるようになったのは、3年目の途中か。助監督兼任の岩田や主将の樋口ら年長の選手が「監督なんだから、好きにやれ」と言ってくれるのも大きい。

 ―女性初の全日本クラブ選手権優勝監督になった。女性であることが注目されるのはどう受けとめるか。

 ✦就任当初は、女と見られるのがいやだった。でも今は、女性であることがチームの役に立つなら、それも良いと思える。男同士、カッとなってつかみ合いになる場面も、私が間に入れば違う形になる。女性に「かっこいい」と励まされて悪い気がしないのは、自然なこと。女性監督初の優勝は、素直に誇らしく思っている。

《テレビなどでしばしば見かける、可愛らしいだけではない女性監督に、掛値なしに「優勝おめでとう」を贈りたい。》

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