第二次大戦 南方の激戦地から遺骨収集
毎日新聞(10/25)から、
参照 遺骨収集 2009/03
自分を見捨てた国 2006/05
1943(昭和18)年 2005/12
第二次世界大戦の激戦地となった、南太平洋・ソロモン諸島のガダルカナル島などで収容され、海上自衛隊の遠洋練習航海部隊の艦艇で運ばれた日本人戦没者137柱の遺骨が24日、東京・晴海埠頭に到着し、海自から厚生労働省に引き渡された。海外戦没者の遺骨を自衛隊が輸送するのは初めて。
厚労省によると、遺骨は同省が今年9月にソロモン諸島へ送った派遣団が収容した。通常は派遣団が空路で持ち帰るが、今回は海自幹部候補生の実習中だった同部隊が、同時期にソロモン諸島の首都・ホニアラに寄港したことから、同省が防衛省に協力を依頼した。
晴海埠頭で行なわれた引き渡し式では、遺骨の入った箱を抱えて練習艦「かしま」から下りてきた海自隊員10人を、海自儀仗隊が敬礼で出迎え、参列した遺族らが黙祷して献花した。
《1943年、「ケ号作戦『捲土重来=(ケンドチョウライ)から』一度破れたものが、勢力を盛り返すこと)」でガダルカナル島を転進(退却をそう表現)したが、日本軍は再び盛り返すことなく、玉砕と転進を繰り返し、45年の敗戦となる。70年以上も前に戦死した英霊が、そのために死んだ豊かになった故郷を目にすることもなく、肉親にも会えず、靖国にも祀られることなく、白骨となった姿で帰国する。》
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