新入社員 終身雇用希望で最終目標は「部長」が最多
毎日新聞(6/19)から、
産業能率大学が18日発表した新入社員のアンケート調査によると、終身雇用制度を望むとの回答が76・3%で、1994年度に設問を加えて以来最高となった。最終目標の役職は90年度から聞いており、今回「部長クラス」が21・1%と最多だった。「社長」は9・0%と2年連続で過去最低を更新した。
《「士(をのこ)やも 空しくあるべき万代(よろずよ)に 語り継ぐべき名はたてずして」。万葉集 巻の六 山上憶良の辞世のうたである。》
《万葉の時代でないことは分かるが、トップは望まない、こじんまりと2番手3番手でいい、とは覇気のない話。それとも皆と同じ、皆仲良しでいい、頑張って部長止まり、一生かけてマンションの借金を払い終わり、自分の物になればそれでいい。確かに松下幸之助や本田宗一郎の時代ではなくなった。しかし、そうやっている間に、語り継ぐべき名を立てようとして、ヒットラーも斯くありなん、安倍晋三なる首領が日本を死の淵に追い立てようとしているのに、日本の若者たちはぬるま湯に浸かったままだ。》
産能大は「目標は社長ではなく強調。東日本大震災などを経験し、終身雇用のもとで長期間安心して働きたいという意識が強い」と分析している。
働く上で重要なことは「仕事を辻て自分自身が成長すること」が68・4%で最も多かった。次いで「長期間、安心して働けること」(51・9%)、「職場のメンバーから認められること」(48・1%)も高水準だった。
交流サイト(SNS)上での上司からの「友達申請」については「うれしい」と「どちらかて言えばうれしい」が55・0%で、好意的な意見がやや多かった。
調査は3〜4月、150社の新入社員500人を対象に書面で行なった。有効回答は485人。
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