「日本人の意識」調査結果発表(放文研)
毎日新聞(5/22)から、
NHK放送文化研究所は昨年秋に実施した世論調査「日本人の意識」の結果を発表した。1973年から5年ごとに行なっているもので、ちょうど40年目の節目を迎えた。東日本大震災後初の調査だが、近年の傾向から変化は少なく、震災による顕著な影響は見られないとしている。
調査が行われたのは昨年10月19、20日。16歳以上の5400人を対象に面談方式で55項目について尋ね、約57%に当たる3070人から回答を得た。
結婚することについて「必ずしも必要はない」と答えたのは63%で「するのが当たり前」とした33%のほぼ倍。93年の調査以降、差が広がり続けている。子を持つことについては、「必ずしも持たなくてよい」が55%、「持つのが当たり前」は39%。前回調査(2008年)では、それぞれ48%と45%だった。
ナショナリズムに関する質問では、「日本は一流国だ」とした回答が54%に達するなど、祖国に対する自信を取り戻す傾向がみられた。
コミュニケーション手段では、「欠かせない」ものとしてスマートフォンやインターネットを重視する傾向がより進んだ。「本を読む」は微増したものの、テレビ、新聞、友人との会話は減少した。
〖参考資料〗
《第18問、かりにあなたが、新しくできた会社に雇われたとします。しばらくしてから、雇われた人々の間で、・・とあるが、設問する側に差別的なにおいを感じる。どうして「就職したとします」、「従業員の間で」と問いかけられないのだろうか。》
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