割り勘 あり?なし?
毎日新聞(2/24)から、
週末作家。本名・伊藤春香。慶大在学中からブロガーとして活動し、電通に入社。現在は転職し、ベンチャー企業で働きながら執筆・講演活動を続ける。28歳。
《これほど自ら男尊女卑に染まった女性が今でもいることに驚いた。まあ、読んでみようか。まるで小学生か中学生のオツムの綴り方風の文章だ。》
私(伊藤)が普通だと思っていることで、ネットに書くと必ず炎上することがあります。それは、デートや合コンの時のお会計のことです。
私は恋愛関係に発展する可能性がある相手の場合は、男性が全部あるいは多く払うのが普通だと思っています。割り勘は、会費が決まっている時か完全にお友達の時が多いです。
周りを見回すと、それは割と普通の感覚。「例えば合コンで、『1000円だけちょうだい』っていう男の人って、その1000円でいい印象を買ったと思えばいいのに、1000円取ったことで『あの人1000円集めた』って女子は言いふらすよ」とは友人の合コン女王。
《だいたい、今どき男と女の会費に差があること自体男女同権の世の中に反してるよ。女だから少なくていいというのは、女が酒を嗜むことも珍しく、ものを食うことを遠慮していた時代の話だ。現在のように男以上に食ったり飲んだり、果てはメス虎になる女傑も珍しくもない時代に、会費に差があるなんておかしな話だ。》
お金を払おうとする女子を、胸がキュンとする言葉で制する男性はとってもすてきに思えます。例えば「男が払うから、女の子はいいよ」っていうのはシンプルだけれど、大切に扱われている感じがして、とってもうれしいです。以前、年上の男性に「いつか僕より年上になったらおごってね」と言われたのもセンスがあって印象に残っています。相手がお姫様扱いしてくれると目の前の男が王子様に見えてきます。
《口に出す男も男だが、「男が払うからいいよ」なんて言われたら、「ばかにしないでよ金ぐら払うわよ」って言えるのが現代を生きる女じゃないのか。なんで、自分を蔑んで甘え、喜んでいられるのか不可解だ。男尊女卑そのものの下卑た姿だ。お姫様だって?誰が?日頃言う「男女同権」はどこに置いてきたのか。甘えることは男尊女卑の傘の下に入ることだろう。》
こういうことを書くと「男は金づるなの?」とか「恋愛もお金次第なんですか?」という批判を頂くのですが、そういうわけではないんです。40代以上の男性は「女の子に払わせるのはナシ」と思っている人が多いみたいですが・・・。これは世代間格差なのか、育った環境の違いなのかいまだにわからずいます。
《若い女の子たちがいう、「薄汚いおやじ」の見栄か、それ故に女の子に嫌われたくないための涙ぐましいが安上がりの投資だろう。》
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