« スポーツ庁 | トップページ | 教基法反したら不合格 »

2013年11月10日 (日)

沖縄・教科書問題

 毎日新聞(11/10)”なるほドリ”から、

 沖縄県の竹富町などが中学校の教科書でもめているようだが、どうして? 沖縄・八重山地区での教科書採択を巡って、文部科学省が県教委に是正要求を指示したのだ。発端は2011年8月になる。12年度から使う中学校の公民の教科書について、同県石垣市、竹富町、与那国町でつくる「八重山採択地区協議会」が、多数決で育鵬社版に決めたのだが「米軍基地の記述が少ない」などとして竹富町が反対した。独自に東京書籍版を選んで12年度以降使い続けている。

 Q 小中学校で使う教科書はどうやって決まるのか

 A 複数の市区町村で構成する教科書採択地区ごとに、共同採択する。教科別に教員らが全社の教科書に目を通し、その結果を基に、有識者や保護者代表、教育長らが委員を務める採択地区協議会で決める。決め方は多数決、結論が一致するまで議論する方法など、各協議会の規約で定められている

 Q 竹富町は何が問題だったのか

 A 小中学校の教科書は「教科書無償措置法」で国が無償提供するが、採択地区内で同じ教科書使うことが条件だ。広域で同じ教科書を使えば、大量発注でコストが削減され、近隣の先生たちが一緒に研究しやすいといったメリットがあるからだ。文科省は竹富町の独自選定を無償提供の対象外と決めた。町は有志らの寄付金で教科書を購入して学校に配布している

 Q 竹富町はルール違反になるのか

 A そうは言い切れない。教科書採択については、もう一つ「地方教育行政法」という法律があり、市区町村教委の判断で選べると定めている。二つの矛盾する法律が存在していることになるが、採択が割れたことがなかったこともあって、放置されてきたのだ

 Q 沖縄県教委はどうするの?

 A 現在、対応を協議中だ。是正要求に応じなかった場合、国は違法確認訴訟を起こすことができるが、地方への国の介入が強まることを懸念する声もある。文科省は、法改正して共同採択のルールを明確化することを検討している

|

« スポーツ庁 | トップページ | 教基法反したら不合格 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/58550096

この記事へのトラックバック一覧です: 沖縄・教科書問題:

« スポーツ庁 | トップページ | 教基法反したら不合格 »