またまた学校で銃乱射、何という国だ、アメリカは
毎日新聞(10/22)から、
《毎年のように発砲事件があり、誰かが死なないと年が過ごせないアメリカ。今回はまるでちびっ子ギャングだ。それても、大人たちは「銃が悪いのではない」銃所有は憲法が保障していると、嘯いておられるのだろうか。》
参照 拳銃所有 2008/05
<ロサンゼルス堀山明子>
米西部ネバダ州スパークスの中学校で21日午前7時15分(日本時間同日午後11時15分ごろ)、発砲事件があり、男性教師(45)が死亡、いずれも12歳の男子生徒2人が重傷を負った。地元紙レノ・ガゼット・ジャーナル(電子版)によると発砲したのは同校の男子生徒で、直後に銃で自殺した。
地元警察の当局者は「特定の人物を狙ったのか、無差別の乱射だったか、即断はできない」と述べている。重傷の生徒は、1人は肩、1人は腹部を撃たれたが、命に別状はないという。発砲は始業の約10分前、校庭で起きた。校内には生徒ら約150人以上がいた。
<ワシントン白戸圭一>
米国で銃乱射事件が2009年以降急増し、年間の発生件数・死者数がともに08年以前の3倍に達することが明らかになった。ホルダー米司法長官が21日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた全米の捜査機関トップを集めた会合で明らかにした。
ホルダー長官は会合で「00〜08年には、平均すると,毎年5件の乱射事件が発生していたが、09年以降の年間の発生件数は3倍になっている」と危機感をあらわにした。
長官によると、00〜08年の9年間の乱射事件の死者は計145人で、平均すると毎年16・1人。一方、09〜12年の4年間の死者は計207人で、平均で毎年51・75人と約3・2倍となっている。
米司法省によると11年の銃による殺人は1万1101件で、過去最多だった1993年に比べて39%減少した。銃による殺人事件全体が減少傾向にある中で、乱射事件だけが増加しており、ホルダー長官は会合で「新たな戦略が必要なことは明らかだ」と対策の必要性を強調した。
米国では、乱射事件を起こす可能性のある人物の事前の摘発も行なわれ、ホルダー長官によると、今年だけで150件の乱射事件を防いだという。米国では昨年12月、東部コネチカット州の小学校で児童20人を含む26人が殺害された乱射事件を機に、オバマ政権が銃規制強化を目指したが、法案は今年4月に廃案になった。
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