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2013年8月 3日 (土)

柔軟剤の高残香にご注意

 毎日新聞(8/3)から、

 洗濯に使われる柔軟剤の香りで体長不良を訴える人が増えている。国民生活センターによると、柔軟剤の香りで「鼻や喉が痛くなる」「気分が悪くなる」という相談は、2012年は48件と、09年の5件から急増した。最近の柔軟剤は香りが長く続く「高残香」タイプの製品が人気を呼んでいるが、関係者は過度の使用に注意を呼びかけている。

 化学物質過敏症の患者を看ている札幌市のクリニックでは、電車やバスの中、隣家などから来る柔軟剤の香りで体長不良を訴える患者が増えている。主な症状は、頭痛や吐き気、倦怠感など。渡辺院長は「数年前までは殆どなかった」と驚く。

《古い話になるが、私がまだ現役で通勤していた頃の電車やバスの中の臭いと言えば、四季を通しては男女をとわず「腋臭」が圧倒的に多く目立っていた。特に夏場になると、その臭いは車輛を降りて逃げるほどに、体臭と汗に混じって吐き気を催すほど強いものから、なんとか離れることができればやり過ごせるものまであった。今では脇毛を剃り落したり、薬品で抑えたり、治療が可能になって目立たなくなったが、「警察犬並み」とからかわれる私には臭うことがある。》

《腋臭から離れて現在、臭いの筆頭はやはり女性の化粧の臭いだ。市中に出回る数多い化粧品には、男の鼻に我慢できない安っぽい香水から、洗髪後の濯ぎきれていない毛髪が振りまくメーカーごとに異なる臭いがある。今回の記事が取りあげたのは洗濯ものに使われている洗剤だ。》

 大手洗剤メーカーの担当者は、高残香タイプの柔軟剤について「昨年度は売り上げが前年度の1・4倍に伸びた」と話す。このメーカーは年2回の消費者アンケートで、柔軟剤購入の際に重視する点を尋ねているが、05年以降はほぼ一貫して「香りが良い」がトップ。「肌触りよく仕上がる」などを上回り、11年下期の調査では7割近くに上った。

 洗濯の際にメーカーが想定する使用量を上回る量の柔軟剤を使う消費者も多いという。別のメーカーの製品には「香りをもっと楽しみたい時は好みにあわせて使用料を増やして」と記載されている。

 一方、神奈川県が11年、国内外の柔軟剤15点を洗濯時の濃度に薄め香りを調べたところ、香りの強さを示す臭気指数は、大半の製品で、県が定める住宅地での工場排水の規制値並みだった。

 厚生労働省のシックハウス問題に関する検討会委員の中井・横浜国立大教授(環境疫学)は「化学物質の過敏な人の大半は、香料に耐えられない」と指摘している。

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