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2013年6月27日 (木)

女性だけでなく男性も子づくりに限界が?

 朝のテレビが百貨店の老舗松坂屋(東京都・銀座)の88年の歴史を閉じるセール(21日〜30日)に群がる群衆を写し出していた。何事によらず閉店セールとなれば、とことん尻の毛までむしり取ろうと待ち構えていたさもしい人間たちが、ちょっとした小銭を用意して蜜にありつく蟻のように、近場から遠くから連日列を作る。

 京都の片隅から故郷を捨て、東下り(今では上京という)を両親に打ち明けた半世紀以上も前、父が言った。「東京は、生き馬の目を抜くほど怖いところ、尻の毛までむしり取るというぞ。」と脅かされたものだ。尻の毛をむしるなど、今頃はやりのボディケアの脱毛でもないと考えることもできない若い頃の話だ。

 毎日新聞(6/27)
   ”100歳への道”白澤卓二・順天堂大大学院教授から、

 以前の本コラムで、男性の精子は高齢になるほどテロメア(染色体の末端にあるDNA配列)が長くなり、生まれる子どもにもメリットがあることを消化した。

 だが最近の研究で、女性の卵巣年齢と同様に男性にも精巣年齢があることが分かった。「子づくりに年齢の限界があるのは女性だけ」と思っている男性は多いかもしれないが、そう安穏と構えていられないのだ。

 アイスランドの首都レイキャビクを拠点とするバイオ企業デコード・ジェネティクス社は政府の許可のもと、同国民の87%、約28万人のゲノム(全遺伝情報)のデータベースを管理・利用している。同社の最高経営責任者、カリ・ステファンソン氏が率いる研究グループが、同国に住む父親、母親、子どもの3人を一組として計78組の全ゲノム解析を実施。両親にはなく子どもだけに見つかった新生突然変異を調べた。

 その結果、子どものゲノムには平均60個の新生突然変異が見つかったが、その数は父親の年齢に比例していた。例えば20歳の父親から生まれた子どもには平均25個の突然変異しかなかったのに対し、40歳の父親から生まれた子どもは平均65個の突然変異を持っていた。つまり、父親の年齢が1歳上がるごとに子どもに伝わる突然変異の数が平均2個ずつ増えたいたのだ。一方、母親由来の新生突然変異は母親の年齢に関係なくほぼ一定で15個前後だった。

 父親の年齢が高くなると子どもの自閉症や統合失調症が増えることは知られており、父親の精子の突然変異がそれらの発症に関連するだろうとステファンソン氏は考察している。長いテロメアは魅力的だが、男性も女性も若い頃に子どもをつくった方が健康な赤ちゃんを授かるチャンスは高そうだ。

《かといって、早々に若いカップルが誕生するのを期待するには時、既に遅しだろう。晩婚化は日本の人口の消滅に向かってメスもオスも身体自体が生まないための準備を始めているようだ。》

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