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2013年3月23日 (土)

SNSゲーム規制1年

 毎日新聞(3/23)から、

 参照 コンプガチャ全廃 2012/09/10
    携帯ソーシャルゲーム(コンプガチャ)に違法性 2012/05/09

Photo_2《以前から問題になっている玩具を子どもに買い与え、その玩具で遊んだからと、親の育児責任としての生活指導もせず、困った困ったのバカ親が未だにいることに驚く。》

 今年1月、インターネット商取引の相談を受けつけているECネットワーク(東京都千代田区)に母親から相談が寄せられた。中学2年の息子が冬休みにスマートフォンのアプリ(ソフト)ゲームで遊び、20万円の請求が来た」。親のカードをこっそり使い、米グーグルのアプリマーケットに登録していたという。男子生徒が遊んでいたのはスマートフォンにアプリをダウンロードして遊ぶパズルゲーム。ダウンロードと基本料金は無料。だが、さらなる面白さを求めてゲーム内通貨のような機能を持つアイテムを1個100円程度で購入し、金額がかさんだ。今もこのような高額請求の相談があるという。

 大手6社による「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」は昨年4月、未成年利用者の課金を月額1万円以下に制限すると発表した。さらに、消費者庁が、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)違反に当たるとして規制対象に加えたコンプガチャの提供を廃止し、業界団体「ソーシャルゲーム協会」(東京都渋谷区)を設立。コンプガチャやRMT(リアルマネートレード)、ゲーム内の表示についての指針を作成した。

 指針によると、絵柄の異なる(電子)カードを複数枚揃える通常の「コンプガチャ」以外に、ピンゴ形式、カードを揃えると「攻撃力が上がる」などが「コンプガチャ」にあたるとして禁止された。また、「当たる確立が分からないために射幸心をあおる」との声を受けて、特定少数の有料ガチャアイテムについて、提供割合、取得に必要な上限額を表示することなども自主規制する内容とした。

 しかし、独立行政法人国民生活センターに寄せられたオンラインゲームの相談件数は12年4月〜13年1月に4057件。10年から毎年大きく増えている。「子どもが使って高額請求が来た」という相談も相変わらずあるといい、最近はアプリゲームが増えているという。

 オンラインゲームの相談は、同年代の消費者相談全体に比べ金額が大きく、当事者の年代も若い。トラブルになった平均金額は09年から毎年上がっており、12年度の平均では19歳以下で22万8000円で、100万円を超えたケースもある。11年度は22%、12年度は29%を未成年者が占めており、コンプガチャ廃止後も変わらない。未成年の中で、小中学生が半数を占める傾向も同じだ。同センター相談情報部の水越智子は「子どもが仕組みを知らずに高額の利用ができてしまう点が問題だ」と指摘する。

《玩具を与える親の問題意識の無さが問題だ。親の側に、金銭感覚のないことが、子どもを無防備のままゲームに入りびたせる原因になっているのだ。親が汗水垂らした労働の対価としての「お金」だと思えば、子どもの浪費にも自ずと自制心は芽生える。ところが、昔と違って今の世の中、子どもが黙っていても、毎月「お小遣い」が降ってくる。お金は湧いてくるものとしか思い描けない。足りなければ誰かが補充してくれる。このような環境下では子どもが暴走するのも当然だろう。》

 ソーシャルゲーム大手の「グリー」はコンプガチャ廃止後の昨夏、「パッケージガチャ」と呼ばれる新たな仕組みのガチャを始めた。ゲームによって少しずつ違うが、例えばアイテムが300個入ったパッケージがあり、ランダムにアイテムを購入する。パッケージにどんなアイテムが入っているかは、ゲーム内に表示され、すべて購入すれば確実にレア(希少)アイテムを入手できるため、コンプガチャ同様に高額を注ぎ込んでしまうのではないかとの声もある。「ディー・エヌ・エー」が提供するモバゲーのゲームでも、同様の「ボックスガチャ」の提供を始めている。

 また、ゲーム開発会社は、グリーやモバゲー(ディー・エヌ・エー)だけでなく、iPhone(アイフォーン)向けのアップストアとグーグルプレイへの提供に力を入れ始めた。サッカー(電子)カードゲームなどを開発するKlab(クラブ、東京都港区)は、12年の第2四半期には売り上げの68%をモバゲー、18%をミクシィ、グリーが占めていたのに対し、13年の第1四半期には、モバゲーが53%に減り、アップストア12%、グーグルプレイ4%になっている。「スマートフォンの普及を見込んだ戦略」とするが、ゲーム提供会社を通さないため、年齢による課金制限は難しくなる。

 Klabは当初、コンプガチャ廃止でガチャの売り上げが15%落ちると予測したが、ソーシャルゲーム市場の伸びもあり5%の下落にとどまったとみる。グリーとディー・エヌ・エーの株価はコンプガチャが問題になった12年5月に急落。同4〜6月期の決算でもグリーは減収減益だった。

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