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2013年3月28日 (木)

日本人長寿でも、「腰痛」健康に脅威

 毎日新聞(3/28)から、

 《1月21日の社会保障制度改革国民会議で、高齢者などの終末医療に関し「いいかげんに死にてえなと思ってもとにかく生きられますから。しかもその金は政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」、と述べたのは何かとメディアを賑わす麻生太郎だ。彼は後に取り消したようだが、私たち夫婦は概ねこの麻生の考えが理解できる。「植物状態では生きていたくない」「機械でがんじがらめには生かされていたくないな」「医者にはかかりたくないし、かけないでくれよ」「同じよ」などの会話が日常行き交っている。》

Photo 日本人にとって「健康で長生き」の脅威となる病気や障害のトップは腰痛との分析結果を、米ワシントン大、東京大などの研究チームがまとめ、英医学誌ランセット(電子版)に発表した。自殺も上位に入っている。チームは「世界一長寿の日本人の健康が揺らぎ始めている。長く生きても病気などに苦しむ期間が延びていることを示している」と説明する。

 日本の分析は、厚生労働省の人口動態調査などを基にした。平均寿命より早く死亡することで失った年数、障害を抱えて生きる年数を考慮し、病気などが健康に与える負担の程度を分析した。この手法は、死に直結しないが日常生活に支障を来たし、健康寿命を縮める病気や障害を明らかにできる。

 その結果、2010年で最も負担度が重かったのは「腰痛」で、脳卒中、虚血性心疾患(心筋梗塞など)、肺炎、関節症などの筋骨格系障害、肺癌、自殺⎯⎯⎯⎯⎯と続く。1990年の分析ではトップ3は脳卒中、腰痛、虚血性心疾患の順だった。また、自殺は若年層(15〜49歳)の死因の27%を占め、90年の16・5%から急伸、世界でも飛び抜けて高かった。

 さらに、こうした脅威の背景にある最も重要な要因として、「食生活」を指摘した。和食は低カロリーだが塩分が強く、果物やナッツ類が不足するなど栄養素の偏りが問題だという。2位以下は高血圧、喫煙(副流煙を含む)、運動不足、肥満だった。

 チームによると、2010年の日本人の平均寿命は82・6歳だが、健康寿命は73・1歳(男女平均)。分析にあたった渋谷健司・東京大教授(国際保険政策学)は「政府は国民の健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。食事の改善、喫煙、腰痛対策など高齢化に伴う問題とともに、自殺予防に向けた精神疾患対策などを進めなければ、健康長寿世界一の座を維持できないだろう」と話す。

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