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2013年3月 7日 (木)

暴走族OB「準暴力団」

 毎日新聞(3/7)から、《》内は私見
 
 暴走族「関東連合」(03年に解散)のOBグループなど「半グレ」と呼ばれる集団による悪質な事件が相次いでいることを受け、警察庁は7日、こうした集団を「準暴力団」と位置づけ、実態解明や取り締まりを強化する方針を固めた。近く通達を出し、各都道府県警に周知する。

 警察庁は「締め付けが厳しくなった暴力団に代わり台頭してくる危険性もある」などの理由から準暴力団への対策が必要と判断。通達で「暴力団のような明確な組織性はないが、集団的または常習的に暴力的不法行為を行なっている」と定義し、組織犯罪部門を中心に取り締まりを強化する。ただ、あくまで警察内部での位置づけのため法的根拠はなく、指定暴力団のように暴力団対策法の対象にはならない。

《民放がしばしば暴走族、麻薬取締りなど、警察の取締活動を放映してみせるが、その殆どが煮え切らない内容に終始する。暴走族など、「一網打尽」など景気の良い表現だが、内容的には手も足も出せないまま、莫大な人的機動力、経費を消費しながら「大山鳴動してねずみ一匹」の腹立たしいものだ。暴走族のあまりの傍若無人の腹立たしさに、死亡しても、大けがしてもいいから、パトカーで追突してバイクごと転がせばいいとさえ思うが、相手は棒切れ振り回して挑発さえするのをパトカーはただ追尾するだけだ。そのうちパトカーが通り抜けられない小道に逃げ込まれ、すごすごと諦めるだけ。コメントでは撮影写真でのナンバー(真偽のほどは不明)から、おちょくって逃げた人間を割り出すというだけで後はわからない。》

《このような弱い民主警察の対応を熟知している暴走族上がりの半グレたちには、警察は決して恐いところではないだろう。まして、法的根拠がないと知れば、ますます膨れ上がっていくだろう。》

 準暴力団と想定されるのは関東連合OBグループと、中国残留邦人二、三世らが中心の「怒罹権(ドラゴン)」。警察庁などによると、いずれも70〜80年代に暴走族として始まり、「半分グレている」「半分グレーゾーン」の意味で「半グレ」と呼ばれる。暴力団の活動に協力したり、繁華街のトラブルに関与したりするケースも少なくない。10年には歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行され大けがをした事件で、関東連合OBの男が逮捕された。

 こうした集団は地縁や先輩・後輩など個人的な結びつきで複数のグループを作っているとされる。このため実態の把握が難しく、警察は個別の事件ごとに刑事部門や少年部門などが対応してきた。警察庁は各部門の情報を組織犯罪部門に集約、データベース化し、全国で共有し取り締まりに活用する方針だ。

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