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2013年2月 9日 (土)

就活「自分で考え行動を」

 毎日新聞(2/8)から、

 昨年12月の就職活動解禁後の現状を大学はどう見ているのか。首都圏の就活支援(キャリアサポート)センターの担当者に聞いた。

 ▽就活解禁前に比べ、訪れる学生層は版消しましたか。

 「3年生の利用者が増えた」(聖心女子大、以下「聖」)「1月は1日で100人を超える学生が来ている」(明治大、「以下「明」)というように利用者が増加傾向であるといえる。

 ▽今年の就活状況は?

 12月解禁の2年目で「(昨年から)大きな変化はない」(明)という。一方で、「会社を知る期間が短くなり、内定を得た後も悩む学生が増える」(一橋大、以下「橋」)ことも予想される。

 さらに、切迫したスケジュールに適応できるように、「ガイダンスを使って徹底的に伝えてきた」(武蔵大、以下「武」)という取り組みも見られた。

 ▽主な相談内容は?

 「最も多いのが、ES(エントリーシート)の添削」(武)という実務的な相談から、中には「マニュアル的なものを聞きにきて、正解を求める学生もいる」(明)。本格的な採用活動がはじまり、具体的なアプローチ方法の相談が増えているのだろう。また、「結婚や出産のことを踏まえ、やり甲斐と働きやすさの選択をどうするか」(聖)という女性学生特有の相談も。

 ▽何を意識して学生を指導していますか?

 「学生が自分自身を肯定的に見られるように長所、価値に気づかせる」(橋)「学生の名前と顔を覚えて、個々のケースの合わせて一緒に考える」(聖)などさまざま。また、不安を抱える学生は頭の中だけで考える傾向があるので現状打破のため、「手足を動かしてください」(武)というアドバイスも。指導よりも進路模索のサポートという役割が強いようだ。

 ▽どんな学生が成功、失敗していますか?

 成功している学生は、「自分で考えて、日頃から自分で行動する人」(武)「コミュニケーション力のある学生」(明)と分析する。一方、失敗する人は「暗い、反応が鈍い、目を合わせない」(橋)。人との関係をうまく築くことが成功の秘訣らしい。

 大学のサポートが就活生にどう影響を与えていくのか注目したい。

《これまでもこのシーズンになるとずっと言い続けてきた。大学を出たところで自分自身まだ未完成の人間だ。よほど哲学的思索にすぐれ、自分を見つめ、社会を学ん考えてきたものでなければ、自分を知らず、自分がどんな仕事に向いているのかは分かりようもない。好き嫌いで就職先を摸索する前に、自分自身を知れ、ということだ。そうでなければ運良く就職できても2,3年もすれば自分にあわない、とさっさと辞めていく人間になるだけだ。そして、差別だ、パワハラだ、不景気だ、社会が悪いとなる。》

《せっかく人として生を享け、大学まで出してもらってきたんだ。遅いかも知れないが、頭は考えるためにあることをもう一度考えるときだよ。ここで17世紀のフランスの哲学者パスカルの随想録「パンセ」の中にある『人間は考える葦である』を贈っておこう。》

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