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2013年2月 8日 (金)

大学入試センター試験、17点下がり過去最低(国語)

 毎日新聞(2/8)から

 大学入試センターは7日、1月に実施したセンター試験の平均点最終集計を発表した。全30科目(英語リスニングも1科目として計算)のうち、12科目で平均点が先畝んより上がった。

 100点満点の科目で平均点が上がったのは、世界史B62・43点(1・50点増)、現代社会60・45点(8・35点増)、数学Ⅱ・B55・64点(4・48点増)など。
 50点満点の英語リスニングは31・45点(6・90点増)だった。

 平均点が下がったのは、200点満点科目の国語101・04点(16・91点減)、英語119・15点(5・00点減)など。
 100点満点の理科は、物理Ⅰ62・70点(5・33点減)、化学Ⅰ63・67点(1・46点減)生物161・31点(2・69点減)など6科目全てで低下した。

 また、国語の平均点が過去最低となったことが分かった。これまでの最低点は03年の101・08点(200点満点)だったが、今回は101・04点。昨年の平均点は117・95点で約17点も下がったことになる。近年で異例の低さになった理由を、予備校関係者は、例年出題される「評論」とは異なり、批評家・小林秀雄の随筆的な文章が出題されたことを挙げている。

 国語は例年、評論、小説、古文,漢文の順で1問ずつという問題構成。その第1問に小林秀雄の「鐔(ツバ)」が出題された。刀剣のつばを題材にした文章で、分の趣旨や筆者の考えを答えさせる問題だった。

 代々木セミナーの土生(ハブ)昌彦・教材研究センター本部長によると、論理構成が明快な「評論」というよりは、私的な想像も含めた随筆的な文章で、読みづらく感じた受験生が多かったという。文章の末尾につける注釈も、例年は5個以内だが今回は21個も。本文の分量も前年比で約600字増えた。

 小林秀雄は昭和を代表する批評家。難解な文章で知られ「批評の神様」とされる。30年ほど前には大学入試でよく出題されたが近年は少なく、センター試験で出題されるのは初めてだ。

 昨年と比べて17点も平均点が下がり、土生は「受験生からは『少しパニックになった』『想定と違う文章で驚いた』などの声が聞かれた。極端に難しくなったわけではないが、過去問と全く違う文章だったのが影響した」と分析する。大学入試センターは、例年6月に発表する報告書で分析結果を示すという。
 

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