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2012年11月 4日 (日)

3大学の新設認めず

 毎日新聞(11/3、5)から、
 
《新設不認可に3大学は「寝耳に水」と驚いたようだが、今更ながら少子化に伴う大学の定員割れは5年も6年も前から問題視されてきた。この期になって開学を考えていたなんて、時代を読むこともできない経営陣だ。合併や閉校が進み、淘汰される時期は前から始まっているんだ。開学したところで早晩経営の行き詰まりは目に見えている。今回の田中文科相の決断は、当を得た英断だろう。5日になって社説は『不認可について「なぜ」の説明が必要だ』と書くが、そんな必要もないほど計画そのものが杜撰なお手盛りものと思われる。社説は、過去において何かと問題発言のあった田中文科相「組し易し」の思惑としか考えられない。》

 参照 多すぎる大学 2006/06
    4年制大学の46.5%が定員割れ - 3 - 2009/09
    私大閉校 反発広がる 2012/06

 田中眞紀子文部科学相は2日、大学設置・学校法人審議会が2013年度の開学認可を答申していた3大学について、不認可とすることを決めた。閣議後の記者会見で明らかにした。文科相が審議会の答申を覆したのは省内に資料が残る30年間で初めて。理由について「大学教育の質がかなり低下している。同じように審議会に任せていいかどうかは火を見るより明らか」と述べ、審議会のあり方を見直す方針も示した。

 不認可とされたのは
  秋田公立美術大(秋田市)
  札幌保健医療大(札幌市)
  岡崎女子大(愛知県岡崎市) の3校。
3校は教育内容や財務内容に問題はないものの、来春の開校はできない見通しとなった。14年春の開校を希望する場合は再申請する必要がある。

 学校教育法は、学校法人が大学を開校する場合、文科相は審議会にその可否を諮問しなければならないと定めている。昨年度までの9年間で計93大学が答申通り文科相によって認可された。

《認可した93校の現在の実態がどのようになっているのか、社説は、ここ9年間で全国的には凡そ半減している学生の定員数の減少もなく、定員割れにもならず経営も悪化していない大学が何校あるのか、その辺りの調査もしたうえで、「なぜ」そういえるのかを問う必要があろう。》

 田中文科相は記者会見で、全国で4年制大学が今年度783(国公立178、私立605)校あることに触れ「大学教育の質が低下している。そのために就職できないことにもつながっている」と話し、当面は新たな大学設置を認めない方針を示した。

 今後、外部有識者を入れた検討会を設け、審議会のあり方を見直す。田中文科相は審議会メンバーの多くが大学の学長や教授で占められていることについても問題視しており、メンバー構成が変わる可能性もある。

 1日に答申された学部の開設(16件)、大学院の開設(13件)は答申通り認可するとした。

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