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2012年11月 2日 (金)

大型バスに自動ブレーキ義務化

毎日新聞(11/2)から、

 関越道で4月に46人が死傷した高速ツアーバス事故を受け、国土交通省は1日、14年11月以降に生産される12トン超の大型バスを対象に、障害物に衝突する危険性を察知して作動する自動ブレーキの装着を義務づける方針を固めた。乗客が立って乗る路線バスは、急ブレーキで転倒の恐れがあるため対象外とした。中古車やマイクロバスなども除く。

《以前程華やかではないが、社員旅行やくつろげる仲間たちとの旅行では、車内での飲み食いや余興があり、車内を移動して動く幹事がいる。帰途の草臥れ果てて眠りこけている乗客たちだけの場合はいいが、昼間の車内の急ブレーキは路線バスに劣らず怪我や転倒の危険性がないとはいえない。十分なテストを重ねての導入ならばいいが、12トンの車体の急ブレーキの制動距離はどれほどなんだろうか。また、装置に依存するようでは却って危険は高まる。杞憂で済めばいいのだが。》

 自動ブレーキは、車輛に取り付けたレーダーで前方の車との車間距離を測り、追突の危険が高まると警報音が鳴り、急ブレーキがかかって衝突時の速度を低く抑える装置。

 国交省は、急ブレーキで乗客が怪我をする恐れがあるとして、バスを対象外にしてきた。しかし、今年7月に座席やシートベルトの安全基準が強化され負傷の恐れが減ったことや、関越道の事故で多数の死傷者が出たことを受け、義務づけることにした。新型モデルは14年11月から、現在生産中のモデルは17年9月以降の生産から義務づける方針。

 大型トラックでは今年3月、14年11月以降生産の新車を対象に装着義務化を決定している。

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