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2012年9月16日 (日)

日弁連委 終身刑導入を提言

 毎日新聞(9/7)から、

 日本弁護士連合会の死刑廃止検討委員会は、死刑の代替刑として仮釈放のない終身刑の導入を求める基本方針を決議した。日弁連の内部機関が終身刑の導入を求めるのは初めて。今後、日弁連全体の統一見解として提示できるか、執行部などで検討する。

 決議されたのは先月30日。内容は「死刑のない社会が望ましいことを見据え、我が国の刑罰制度を見直す」必要があるとし「死刑を廃止して死刑に代わる最高刑として仮釈放のない終身刑を導入する」ことを呼びかける。「死刑制度の廃止が検討されるまでの間、死刑の執行を停止する」ことも求める。

 仮釈放のない終身刑は日弁連内でも「社会復帰の可能性を閉ざす」との反対意見があり、基本方針は「恩赦」による釈放の余地も残している。

《ヒューマニズム溢れる温情のようだが、死刑判決を受けるような極悪人に、よしんば「恩赦」だとしても社会復帰の可能性があるのだろうか。また、社会が受け入れるなどと考えられるだろうか。別の見方では、「終身刑」は「死刑」よりもむごい刑と言うものもいるのだ。現在の刑期がないということの意味の「無期刑」のような、服役中の態度に「悔悛の情が認められたとき」は少年法の例外を除いては、10年を経過したあと仮釈放が許される可能性があるようでは、『模範囚』を装っていた結果の「恩赦」と疑えば、世間の受け入れは一層強く拒否反応が出てもおかしくはないだろう。》

《いずれにしても、性善説のうえに成り立っている現行の刑法では、最近のように続発する凶悪犯罪に求める国民の極刑(多く死刑)を望む声を納得させられるものではない。》

 日弁連は08年、超党派の国会議員グループが主張する終身刑の導入に「無期刑の事実上の終身刑化をなくし、死刑の存廃について検討せず、新たに終身刑を創設することに反対する」との意見書を出していたが、死刑廃止に向けたステップとして、初めて終身刑の導入方針を打出した。

 死刑廃止検討委員会は、日弁連が昨年10月の人権擁護大会で「死刑廃止についての全社会的議論を呼ぼかける宣言」を採択したことを受けて発足した。

 日弁連によると、海外の死刑廃止国では、オランダが恩赦の余地を残した「仮釈放のない終身刑」を採用しているほか、ドイツと英国が仮釈放や有期刑への変更の可能性もある「終身刑」を導入している。

《当該遺族との関わりのない法をつくる人間たちは、時が経てば被害者遺族の悲しみも憎しみも薄れる、或いは消えるとでもみているのだろうか。》

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