諏訪根自子死去
毎日新聞(9/25)から、
彼女の数奇な運命については先に書いた。(チャイコフスキー・コンクールと拍手 2007/07, NHK・FM放送廃止か 2006/06/ )
戦前から戦後にかけて世界的なバイオリニストとして活躍した諏訪根自子(本名・大賀根自子)が今年3月に死去していたことが24日、関係者の話で分かった。92歳。葬儀は近親者で行なった。
東京都出身。3歳でバイオリンを始め、10代前半のデビュー当時から「天才少女」と評判になった。
(左)1931年4月9日、12歳で東京・日本青年館でデビュー。
16歳からベルギーに留学し、第二次大戦中も欧州各地で演奏活動を続けた。
名だたるオーケストラと共演、ナチス・ドイツ宣伝相のゲッペルスから贈られたストラディバリウスが愛器だった。
終戦後に帰国。
(左)1946年10月3日、帝劇でのリサイタル。
弾いているのは贈られたストラディバリウス
日本でも高い人気を誇ったが1960年ごろから公式な活動を行なわなくなった。80年代に一時復帰し往年の腕前を披露して話題を集めた。
合掌
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