65歳以上3000万人突破
毎日新聞(9/17)から、
65歳以上の人口は3074万人で、初めて3000万人を突破した。「敬老の日」を前にした総務省の推計によると、前年から102万人増え、総人口に占める割合は0・8ポイント多い24・1%と過去最高を更新した。「団塊の世代」の先頭ブループである1947年生まれの人が今年65歳となって「高齢者」の仲間入りをしたため、対前年の増加数と割合はいずれも過去最大となった。
《100歳以上の調査の発表時にも書いたが、65歳以上の皆が健康で健やかな老人になったわけではないだろう。既に痴呆症状の出ている人、ずっと床についたままの人、病院通いや薬づけになっている人など、今後ますます膨大な医療経費を必要とし、若者たちの生活を圧迫することにならなければいいのだが。》
49年ごろにかけての第一次ベビーブームに生まれた団塊世代は今後も続々と65歳に達する。少子化は歯止めがかからない状況が続いており、社会保障費の増加を中心に対策が急がれる。
《結果、借金大国日本の無策政府の取る手段は、印刷すれば済む赤字国債発行の借金の積み上げをするしかないだろう。》
推計は、2010年の国勢調査を基に、その後の出生や死亡数を今月15日時点で反映させた。65歳以上のうち、男性は1315万人で男性人口の21・2%、女性は1759万人で女性人口の26・9%を占めた。
年齢層でみると、70歳以上の男女は2256万人(総人口の17・7%)、75歳以上は1517万人(同11・9%)、80歳以上は893万人(同7・0%)だった。75歳以上の人が1500万人を超えたのも初めてだ。
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