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2012年8月 7日 (火)

事故ドライバー 負担増へ

 毎日新聞(8/7)から、

《こんな連中によくも運転することを許可したものだと思える者や、酒だけでなく、暑さも手伝ってか、連日のように人命に絡む自動車事故がメディアを賑わす。》

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 大手損害保険各社は来年10月から交通事故を起こしたドラーイバーの保険料を大幅に引き上げる。今年10月以降の契約分から適用する。事故抑止効果を高め、慢性的な赤字に苦しむ自動車保険事業の収益を改善する狙いだ。事故を起こした場合は現行制度に比べ翌年の保険料が60%以上高くなるケースもある。

 自動車保険の加入者は事故歴に応じて1〜20までの等級があり、等級が大きくなるほど保険料は安い。無事故なら翌年は1等級上がって保険料は安くなり、事故を起こすと3等級引き下げられ保険料が高くなる。新制度では事故を起こした際の等級変更は現行と同じだが、保険料が割高になる。

《殺人などの他の犯罪と同じことで、いかに罰を厳しくしようが事故を起こす奴はやらかす。保険量アップでどこまで抑制することができるのか疑問だが、やらないより気休めにはなるかもしれない。》

 例えば、ある大手損保では、35歳・ゴールド免許の2等級の人が、ホンダ・フィットなどの小型乗用車を運転する場合、現行の保険料は年間6万6070円。このドライバーが事故を起こし、17等級に下がると保険料は11万710円となる。現行の17等級は7万6780円なので、変更により44%の保険料上昇。事故前と比べると67%の値上げになる。

 制度変更による同じ等級の保険料の値上げ幅は最大で50%程度になる見通し。無事故を続ければ、4年後には基の保険料に戻る。

 自動車保険は損保各社の主要事業だが、ドライバーの高齢化に伴う事故の増加などで収益は赤字傾向が続いており、支払い負担の軽減が業界にとって喫緊の課題になっている。

 これまでは事故を起こしたことがないドライバーも、事故を起こしたドライバーも同一等級では保険料は同じため、事故のリスクに見合った負担を求めるべきだとの声も上がっており、各社が加盟する「損害保険料率算出機構」は昨年秋に新しい等級制度を公表し、各社が新料金の導入時期を検討していた。

 柄沢損害保険協会長(三井住友海上保険社長)は「ドライバーに緊張感が出てきて、事故を抑止する効果が期待できる」と話している。

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