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2012年7月22日 (日)

電子書籍端末 米アマゾン・キンドル来月にも上陸

 毎日新聞(7/20)から、

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 楽天は19日、電子書籍端末「コボタッチ」を発売した。凸版印刷グループの「ブックライブ」が、今秋に専用端末を発売するなど、電子書籍を巡る動きが活発だ。いずれも米アマゾンが日本国内で電子書籍専用端末「キンドル」を8月に発売することに対抗するもので、電子書籍市場が広がる可能性もある。

《世代的には私など、早く生まれ過ぎたようだ。80歳を過ぎた老眼では、小さな画面で文字を追うのは至難のことだ。勿論、文字を拡大すれば読めるのは分かるが、1画面に表示される文字の数が減り、目まぐるしい操作と目の動きが伴い、電子書籍からは遠のくことになるだけだ。やはり活字好きの私には、眼鏡を掛けてゆっくりと、本のページを繰るのが1番だ。》

 コボタッチ発売初日の19日、ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)は、5階の電子書籍端末売り場に加え、1階入り口前にも特設売り場を設置。横浜市の男性会社員(31)は「思ったより軽い。字がやや小さい気もするが、通勤電車で活用してみたい」と話した。

【電子書籍】
 紙の代わりに電子機器の画面で読む本や雑誌などのコンテンツ。専用の端末などからインターネットの購入サイトに接続し、読みたい本をダウンロードするのが一般的。電子書籍の購入料金はネット上でクレジットカードなどを使って支払うことが多い。ダウンローソにかかる時間は1冊当り1分程度で、端末には通常、1000冊以上を保存できる。紙の本のページをめくるようにして切り替わる画面を読み進む。
 紙の本のように所蔵する場所を取らず、夜中でも読みたい時にいつでも購入できる利点がある。調査会社インプレスR&Dによると、2016年の電子書籍の市場規模は、12年の約3倍に当たる2000億円に達すると予想されている。

 楽天は「他社を意識していない」とするが、「アマゾンを明確に意識している」(大手IT企業)との見方は強い。楽天社内で発表直前まで議論を重ねたのは価格だ。結果は7980円で、米国で販売されているアマゾンの「キンドル・タッチ」(99ドル、約7800円)に極めて近い。今月4日、都内で開かれた電子書籍関連の展示会「国際電子出版EXPO」のシンポジウムでは、講談社の野間社長が楽天の三木社長から贈られた「打倒アマゾン」と印字されたTシャツを掲げ、会場からどよめきが上がった。

 米アマゾンは6月26日、電子書籍専用端末「キンドル」を日本でも近日発売するとネット上で発表した。アマゾンの電子書籍端末は米国を中心に世界で6割のシェアを持つ。アマゾンは日本でも「送料無料」を武器に紙の書籍流通などで浸透しているだけに、アマゾン参入に国内勢は「黒船が来たようだ」(電機大手と)動揺する。

 ソニーは7月2日、電子書籍専用端末「リーダー」の主力機種の想定価格を3000円値下げし、1万5000円前後とした。凸版印刷グループが今秋発売する端末も7000円前後と最安値圏だ。

 ただ、国内の本格普及には課題もある。一つは電子書籍の価格が高いこと。米国では紙の本の半額程度が主流なのに対し、国内では紙の本と変らないケースも珍しくない。例えば、米アッップル創業者スティーブ・ジョブズ氏の伝記「スティーブ.ジョブズⅠ」(講談社)は、紙でも電子書籍でも1995円。書籍数でアマゾンが米国で100万点超に達するのに対し、国内各社は現状、数万点にとどまることも消費者の購入意欲を削いでいる。このため、国内市場に参入するアマゾンが電子書籍の価格や数をどう展開するかも注目されている。

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