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2012年7月 1日 (日)

ピラミッドを透視

 80歳を過ぎた身には文字通り光陰矢の如しを実感する、本日から2012年の後半がスタートする。閏年の今年の後半は閏秒の調整があり、前半より1秒長い半年になる。100メートル走なら1秒の差はとんでもない距離になるが・・・・。

  毎日新聞(7/1)から、
 
  螺旋状トンネルの想像図 
 Photo宇宙から飛来し、巨大な岩も通り抜ける素粒子の性質を利用して、エジプトのピラミッドの「レントゲン写真」撮影を東京大地震研究所の田中宏幸准教授(高エネルギー地球科学)らが計画している。撮影で、これまで知られていなかったピラミッド内の空間や通路が見つかる可能性もあるという。

《世界七不思議の一つ、ピラミッドの夢が壊されそうだ。「お月様にはウサギがいて、お餅を搗いているんだよ」、子どもの頃には月の表面にみえる淡い陰の形から、本当かな、と思いながらも、月夜の空を見上げておばあちゃんの話に耳を傾けたものだった。それと同じように謎を謎のままそっとしておいて欲しい思いもまたある。一方、その技術はピラミッドでなくても日本国内で、未だ解けていない古代の古墳群がある。宮内庁が管轄しているものの数が多いが、日本史の解明のためにもスポットを当てるのは必要なことではないのだろうか。》

 撮影に使用するのは、地球に飛来する宇宙線が大気と衝突する際に発生する「ミュー粒子」。物質の密度によって粒子の透過量が変化する性質がある。田中准教授はこの性質を利用して、山や地形を「撮影」し、立体画像にする技術「ミューオトモグラフィー」を開発した。これまで活火山の浅間山(群馬、長野県境) の内部や日本を東西に分ける大断層線「糸魚川ー静岡構造線」の立体画像化に成功している。

 撮影の対象は、エジプト・ギザにあるクフ王の大ピラミッド。フランスの建築家ジャンピエール・ウーダンが建造方法に搗いて、内部に上向きに傾斜がついたトンネルを螺旋状に造りながら石を積み上げていったとする「内部トンネル説」を提唱しており、その真偽を確かめる。

 ピラミッドの建造方法ははっきり分かっておらず、現在は外側に巨大な傾斜路を建設して石を運ぶ「直線傾斜路説」が有力視されている。ウーダンはこの方法では大ピラミッドを造るのと同じ個数の300万個の石が必要になることなど非効率的な点を疑問視し、内部トンネル説を唱えた。

 田中は昨年、この説の証明にミューオトモグラフィーを応用できると考え、ピラミッド内部の立体画像化を提案。「そのような技術があるのなら挑戦したい」と、ウーダンが快諾したという。

 米国の考古学者も計画に参加することになり、現在エジプトへ調査の申請を準備している。田中は「ピラミッド内部がどうなっているのかは誰もが知りたいこと。結果がどうなるのか好奇心を膨らませている」と話している。

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