育児ストレスの軽減に
毎日新聞(6/17)から、
障害児の支援などに取り組むNPO法人「えじそんくらぶ」が、子どもが「聞かない」典型的な理由を図解したパンフレット「子育てストレスを減らす3つのヒント」を無料配布している。理由を知ってアプローチを変えれば、育児ストレスも減らせるという。
「片づけて」と言っても遊び続けたり、「早くしなさい」にもマイペースな子どもを見ると、親は「無視した」と考えがちだ。「聴かない」理由として四つのパターンを上げ、それぞれの対処法をします。
《ご利益のほどは、それぞれお母さん、お父さんが試してみるのもいいだろう。》
◎一つ目は「聞こえていない」。特に小さい子は、指示が耳に入っていないことが多い。近くで話したり目線を合わせて、意識を保護者に向けてから話そう。
◎二つ目は「うっかり忘れる」。聞いてもすぐに忘れてしまう子もいる。「何をやるんだっけ?」と確認の問いかけをするのもいい。
◎三つ目は「意味を理解していない」。「片づける」「早くする」はその子にとって抽象的かもしれない。「おもちゃはこの箱に入れて」「ご飯を早く食べよう」などと言いかえると、従うこよがある。
◎四つ目は「わざと」。注目してほしいために、叱られる行動をとる場合だ。良い行動を見つけてほめてあげると、行動が変るかも知れない。
《子どもの年齢が書かれていないが、2、3歳児なのか、4、5歳児を言っているのか。「わざと」は自我の発達過程ととらえれば、親にとっては喜ばしいことだが、慎重な対応が必要になるだろう。》
制作した「えじそんくらぶ」は、注意欠陥多動性障害(ADHD)を中心に発達障害の啓発を行なう団体。障害児を支援する中で、まず保護者が子どもの特性を理解し、育児ストレスを減らすことが大切だと分かったという。
四つの理由は、発達障害の子どもの特徴にも対応する。
①は難聴やADHD、自閉症
②はADHD
③は自閉症や知的障害
④は自尊感情の低下や認知障害
という具合だ。だが、障害ではないが同様の特性を持つ子どもにも対応できるよう、あえて障害名は使わず、誰もが振り返れる内容にした。
代表で臨床心理士の高山恵子は「障害の有無にとらわれずに参考にしてほしい。頑張って子育てをしてもうまくいかず『子どもを怒鳴ったり叱ってばかりだ』と悩む保護者に読んでほしい」と語る。
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