坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
毎日新聞(6/26)から、
イランの警察当局が、ネクタイを販売する洋服店の徹底的な取り締りを強めているという。イラン政府はこれまでも、ネクタイは「西洋文化の象徴」として敵視してきたが、販売は容認していた。宗教界の影響力の高まりを受け服装規制を厳格化する当局に対し、市民や商店主から反発の声が上がっている。
イスラム革命(79年)以降、反欧米を掲げるイランでは、官僚や政治家らは一切ネクタイを着用しないのが慣習。それでも私的なパーティーでは好んで着用する市民もおり、販売は許されてきた。
当局は今年5月末以降、ネクタイを販売する洋服店の一斉取り締まりを開始。テヘラン中心部の洋服店店主の男性(30)によると、販売すれば罰金や3〜6カ月の営業停止処分にするとの通達があり、転倒から自主的にネクタイを撤去したという。男性店主は「当局は、女性の服装にもうるさいが、男性のネクタイまで規制するとはうんざりだ。これがイスラム共和国(イラン)のやり方だ」と不満をぶちまけた。
例年当局は、春から秋にかけて主に女性のヘジャプ(頭髪を隠すスカーフ)着用を監視する服装規制を強化。これに対し、アフマディネジャド大統領は「過剰な取締りは好ましくない」と度々当局に苦言を呈してきた。しかし、イラン政界内で最近、大統領の影響力が低下。西洋文化を否定する宗教界の声が強まり、男女とも服装規制が加速している.
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