コンプガチャ全廃
毎日新聞(5/10)から、
《ゲーム会社の責任でもないのに、なぜかゲーム6社の全面撤退で幕引きになった。「親の問題であることは昨日のブログで取りあげて書いた」放任状態で子どもの面倒もろくに見ない親のために世間が騒ぎ出したために余儀なく出した結論のようだ。わが子が遊び呆けて高額料金の請求が来るまで、親はただ、何も知らず、無責任を通した結果だ。》
携帯電話などで他の利用者と遊ぶ「ソーシャルゲーム」を運営しているディー・エヌ・エー(DeNA)、グリーなどなど6社は9日、「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」と呼ばれる仕組みを6月末で廃止する方針を明らかにした。消費者庁から景品表示法に抵触する可能性を指摘されたためで、先ず自社制作のゲームでの提供を停止。提携するゲーム会社にも早期廃止を働きかける。
6社はほかにミクシィ、サイバーエージェント、ドワンゴ、NHNジャパン。DeNAの守安社長は同日の決算記者会見で「直ちに現行法に違反するとは考えていないが、社会的に問題提起されている」と廃止の理由を説明。グリーも「社会的責任を負っている企業として、誠実に検討した結果だ」とのコメントを発表した。
DeNAなどにゲームを提供しているKLab(東京)も9日、今月末でコンプガチャを終了すると発表。違法の可能性があるとの声を受け「自主的に停止すべきだと判断した」としている。
6社は消費者庁とも協議し、コンプガチャの廃止基準を近く策定する。ゲーム制作会社にも基準に従うよう協力を求めるという。守安社長は「どこまでが不可で、どう改修を加えればOKなのか。業界標準をつくっていきたい」と強調した。
9日発表したDeNAの2012年3月期連結決算は、売上高が前期比29・3%増の1457億円、最終利益も9・1%増の344億円で、いずれも過去最高を更新した。コンプガチャ廃止の影響について、守安社長は「現時点では正確に見積もるのは困難」としながらも、「(業績が)1年前の水準を下回ることはないのではないか」との見方を示した。
消費者庁は、コンプガチャで手に入る希少アイテムが景品表示法で制限されている「懸賞」に当たるとしていた。
| 固定リンク
最近のコメント