携帯ソーシャルゲーム(コンプガチャ)に違法性
毎日新聞(5/9)から、
携帯電話などで遊ぶソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のゲームの高額請求問題で、消費者庁は、籤引きの要領で特定のアイテムを揃えると珍しいアイテムが当たる「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)について景品表示法違反の可能性があるとして、業者に注意喚起する方針を固めた。松原消費者担当相が8日の記者会見で明らかにした。コンプガチャを巡っては、子どもがアイテム集めにはまり、親が高額な料金を請求されるなどの問題が起きており、同庁はこうした商法に一定の規制をすることも視野に検討する。
《これまで言ってきて、いい加減言い飽きたことだが、野方図に子どもに携帯を持たせる親の方がバカとしか言いようがない。こんなのは法で規制することじゃない。先ほど、大阪市議会が提案して批判続々でスゴスゴと引っ込めた「発達障害は愛情不足」という家庭教育条例案が、親の家庭内教育の指導を指摘することが、当たらずと言えども遠からず、だろう。子どもの浪費した責任は親がせっせと責任を取っていくらでも支払えばいいことだ。》
《カプセル型のガチャガチャが何台も並んだ場所から動こうとしない子ども、同様のアイテムを集める行動は、スーパーなどで大人も混じって商品棚の中を引っ掻き回して異種アイテムやカードを捜す行動に表れている。動こうとしないで遂には箱を破り、指を突っ込んで確認する子どもの姿は何度も見つけ、その都度注意したしてきた。これだって子どもの行動を知りながら注意しないのは親だ。》
“なるほドリ”から、
オンラインゲームの高額請求が問題になっている。どういうことだ。インターネット上には対戦型やレース型などいろいろなゲームがある。今回問題とされているのは、「コンプリートガチャ」と呼ばれるゲームの仕組みについてだ。略して「コンプガチャ」とも言っているが。あらかじめクレジットカードを登録し、さまざまな種類のアイテムを有料で集めて遊ぶ
Q そもそも「ガチャ」の意味は?
A 玩具などが入ったカプセルが出てくる「ガチャガチャ」が語源と言われている
Q アイテムってどんなもの?
A カードタイプが多いようだ。ゲームによって違うが、攻撃力や防御力が書かれた武器や、かわいい女の子の絵などが描かれている。1回300円程度で「ガチャ」のボタンを押すとガードを入手できる。籤引きのような仕組みで、カードは選べない
Q カードを集めるとどうなるの?
A 手持ちのカードを出し合って競う対戦ゲームでは、強力なカードを持っていれば勝ちやすくなる。ただ、こうしたカードは「レア」(珍しい)で当たりにくく、入手するまで何回も「ガチャ」をする必要がある。レアカードを一定の組み合わせで揃えると「コンプリート」(完全)。さらに希少価値の高いカードがもらえる仕組みだ
Q 勝つことが目的なんだろうか
A コンプガチャに2カ月ほど夢中になった東京都内の男子大学生(18)は「勝つことより、カードを揃えたい気持ちが強かった」と話す。レアカードを揃えると、「特典カードを入手した!」という達成感を得られるという
Q どうすれば「はまる」のを防げるのだろうか
A ディー・エヌ・エー(DeNA)やグリー、サイバーエージェントなどソーシャルゲームを運営する6社でつくる連絡協議会は4月、18歳未満の利用者への利用限度を月額1万円以下にする自主規制に取り組むと発表した。これを受けDeNAは、ゲーム内で使える仮想通貨の購入については15歳以下は月5000円、18歳未満は月1万円までという制限を、6月をめどに導入する方針だ。グリーは既に、15歳以下は月5000円、16〜19歳は月1万円までとの制限を設けている。
《15歳以下とはいえ、親は1カ月の小遣いをいったいいくら与えているのだろうか。こんな連中はゲーム代の月5000円だけでひと月を済ますわけではないだろう。親は子の小遣いの範囲で遊べるように生活規範を家庭教育するべきだし、それを逸脱した範囲のものは、親が責任を取るのが当然のことだ。15歳以下の子どもには最初からガチャへの参加を認めるべきではない。ということは1円も使わせないように規制するべきだ。何年か前、有名といわれるバカ女優のバカ息子(高校生)は、1カ月の小遣いを30万円もらっていて悪の道に足を突っ込みかけた。》
《現代は、競馬や競輪、ロト6、宝くじなど、バクチまがいの「濡れ手で粟」で手にできるのがカネだ。昔のように子どもたちに「労働の対価」としての金の有り難味を教える人もいず、絵やネットの中で飛び回るのが金になり、その価値は薄れ放題の世の中だ。それにも増して親の子どもに対する育児責任のなさは、救いようもないところにきている。》
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