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2012年4月 7日 (土)

DV相談過去最多(埼玉県)

 毎日新聞(4/7)から、

 配偶者などによるドメスティック・バイオレンス(DV、家庭内暴力)の相談件数が昨年、前年比270件(10・6%)増の2823件に上り、統計を取り始めた01年以降で最も多かったことが、県警のまとめで分かった。相談件数は大阪府についで2番目に多い。県警の担当者は「県内の各自治体に相談窓口が設置され、被害者が相談しやすい環境が整ったことが背景にある」と分析。

 Dv 県警によると、相談人数で比較した場合、前年より216人多い2439人で、うち2292人(94%)が女性。年代別では30代が808人(83・1%)と最も多く、40代が616人(25・3%)、20代が491人(20・1%)と続いた。70代以上も4・1%(99人)いた。

 「配偶者からの暴力防止被害者保護法」(DV防止法)は、被害者からの訴えを受け、裁判所が悪質と判断した場合、加害者に対して6カ月間の接近禁止令、または、2カ月間の退去命令といった保護命令を出す。違反者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金が科される。

 県警によると、同法に基づき裁判所が保護命令を出したケースは67件で、命令に従わずに逮捕、書類送検した事件は7件だった。DVから、障害や暴行などにエスカレートし、同法以外で逮捕、書類送検したのは101件。障害が66件と最も多く、暴行が26件と続いた。住居侵入や器物損壊,銃刀法違反などで検挙されたケースもあった。

 このほか、県警は
 ▽被害者への防犯指導3604件
 ▽加害者への指導警告882件
 ▽自治体の加害者に対する
   住民基本台帳の閲覧制限への協力456件
 ▽他機関への連絡308件 ── などの対応を取った。

 DV問題を所管する県男女共同参画課や男女共同参画推進センターによると、現在、県内の全63市町村が相談窓口を設け、対応に当たっている。県は今年度、交際相手からの暴力に苦しむ学生ら若年層への支援のほか、子どもたちの心のケアにも重点的に取り組む方針だ。同センターは「今後の生活を心配して言い出せない人も少なくない」と指摘。「行政による経済的、社会的支援を受けることができる。一人で苦しまずに相談してほしい」と呼びかけている。

 <参考>
  内閣府男女共同参画局
    「男女間における暴力に関する調査」から、

▼ 調査目的
 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(以下、「配偶者暴力防止法」という。)第25条では、国及び地方公共団体は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に資するため、調査研究の推進に努めるよう規定している。また、第2次男女共同参画基本計画では、女性に対する暴力について的確な施策を実施し、社会の問題意識を高めるため、提起的・継続的な実態把握の調査に努めることとしている。
 これまで平成11年度、平成14年度、平成17年度に全国20歳以上の男女4500人を対象に、無作為抽出によるアンケート調査を実施している。前回調査から3年後に当たる平成20年度には、これらの先行調査を踏まえつつ、昨今社会問題となっている新しい課題なども含め、国内の男女間における暴力の実態を把握する。

▼ 調査対象
 1、母集団 全国20歳以上の男女
 2、標本数 5、000人
 3、抽出法 層化二段無作為抽出法

▼調査時期
 平成20年10月〜11月

▼調査方法
 郵送留置訪問回収法

▼回収結果
 1、有効回収数(率)     3129人(62・6%)
   (内訳)  女性 1675人  男性 1454人
 2、回収不能数(率)     1871人(37・4%)

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《結びとして、「男女間の暴力を防止するために必要なこと」がいろいろ(図1から『途中省略』図23まで)と並べられているが、根本的な防止策はこれら項目からは生まれない。なぜなら、なぜ暴力が生まれるのかの原因が追究されていないからだ。これらの23の表の上には原因が見えないままの結果だけが問題視されているからだ。男が女に、或いは女が男に暴力を振るう数の分布だけは分かるが、結果には必ず原因があるはずだが触れていない。いくら罰則を強化しようが結果の数字だけを追いかけていても具体的な手は打てまい。》

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