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2012年2月 3日 (金)

ビデオ・オン・デマンドって?

 毎日新聞(2/3)“なるほドリ”から、

 Q ビデオ・オン・デマンド(VOD)って一体なんだ

 A 過去に放送されたテレビドラマなどを、視聴者が見たい時に視聴できるサービスで、テレビ局などが、インターネットの通信回線を使って動画を有料で配信するんだ。基本的にCMは入らない。レンタルビデオ店に行ったりビデオに録画したりしなくても、いつでも見られるので、忙しい人には便利だ

 Q そりゃいい。どうやって利用するんだろう

 A 現在NHKと民法各局がそれぞれサービスを行なっていて、各局のホームページからサービスを利用できる。購入した番組は、保存はできないが期間を限って繰り返し視聴が可能だ。料金は連続ドラマだと1話数百円程度で、全話パックだと割安になるなどプランは豊富だという

 Q 若い人はテレビを見なくなっていると聞くが。決まった時間にテレビの前に座るという人が、ますます減ってしまいそうだが

 A むしろテレビ局が力を入れているという。テレビ局は広告収入の低迷で厳しい経営環境にある。VODは新たな収益事業でもあるが、最大の目的は、放送中の番組に興味を持ってもらい、リアルタイムでテレビを見てもらうきっかけとすることだ。ブロードバンド(高速回線)環境が整備され、携帯電話やタブレット端末など、映像コンテンツを視聴できる機器がテレビ以外にも普及しており、テレビ局が地上波で放送する番組とCMをいかに見てもらうかが課題となっている

 Q じゃあこれからいろんなサービスが出てくるのかな

 A 民法キー局5社と電通が共同で、4月から「もっとTV」という新たな取り組みを始める。今後発売される、本格的なネット機能を搭載した「インターネットテレビ」向けのサービスになる。地上波の放送を見ている最中にリモコンの専用ボタンを押すと、その局お薦めのVOD番組の一覧画面に切り替わる。これもVODを活用して、放送中の番組に視聴者を誘導する試みだ。NHKも少し遅れて参加する予定だ

《テレビ離れは若者たちだけではない。チャンネルを回せば見苦しいデブの食べ漁り番組や、おかまたちの花盛り、クズのようなお笑いタレントの笑えない掛け合い話、裏声でしか歌えない歌い手のオンパレード、興味がなければチャンネルは回すこともない多くの韓流ドラマ、何度も何度も蒸し返す映画やドラマ、一体、これで料金払ってまで見たくなる番組が残っているのだろうか。》

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