自転車運転 警告の5割超はイヤホンなど
毎日新聞(2/17)から、
警視庁は16日、東京都内で今月10日に行なった自転車への一斉街頭指導結果を分析したとろ、注意を促すための「指導警告票」が交付されたのが1571件に上り、このうち855件はイヤホンやヘッドホンを装着したままの「聴きながら運転」だったと発表した。指導警告票の分析は初めて。都道路交通規則はイヤホンで聞こえない状態での運転を禁じており、警視庁は「違反という認識が低いが、危険なので控えてほしい」と呼びかけている。
一斉街頭指導は、10日の朝と夕の計2時間、都内110カ所で実施された。警視庁が結果を集計したところ、ブレーキを装備しない制動装置不良(12件)などで道路交通法に基づく交通切符(赤切符)を渡したのが27件で、警視庁が警告のために渡す「指導警告票」は1571件だった。イヤホン装着のほか信号無視(159件)、携帯電話使用(156件)と続いた。
携帯音楽プレーヤーのイヤホンをして自転車を運転していた世田谷区の男子大学生(21)は警察官に「何が悪いんだ、みんなしている」と話したという。
《大学生にもなって小学生並みの「みんな」を使って責任逃れをいう。それに自転車に乗っている人が「みんな(『みんな』とは一人残らずという意味を知ってか知らずにか)」イヤホンをしていたら、日本の道路は危なくて車も人も渡れない。それより、何よりも民主主義の簡単なルールが守れない大学生を生む教育とは、一体どうなっているんだ。》
「聴きながら運転」は道交法には規定がないが、都道府県公安委員会が地域の交通事情に応じて定める道路交通規則で禁じるケースが多い。都の規則では罰金5万円の対象となっているが、立件例はないという。
《取り締まる方も、甘い、甘〜い。》
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