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2012年1月12日 (木)

「平清盛」画面が汚い

 毎日新聞(1/12)から、
 《兵庫県の井戸知事が言ったとか。NHK大河ドラマ「平清盛」の感想を「画面が汚い」と声を上げたらしい。知事が色彩感覚に優れた人かどうかは別にして、ドラマの画面が汚いのが本当なら、制作者の映像づくりは「してやったり」の成功だろう。》

 神戸市などが舞台になっているNHK大河ドラマ「平清盛」について、兵庫県の井戸知事が「画面が汚い」などと酷評した問題で、同県は、312件の意見がメールや電話、ファックスで11日夕までに寄せられたことを明らかにした。大半が「演出や映像は効果的で、いいかげんな批判をすべきではない」「兵庫県の観光PRのために制作されているのではない」などと井戸知事の発言に批判的な内容だった。「知事に同感でみる気持ちになれない」との意見もあったとしている。

 《私は大河ドラマには興味がないので何一つ見たことがないが、NHKであれ、民放であれ、これまでのドラマの映像は、時代を問わず、特に人物の化粧や着衣に生活の臭いや汚れが感じられるものはないに等しいものばかりだった。汚れ役の貧しい人たちであっても、常に着衣は皺もなく洗ったばかりのようで襟は垢にまみれず真っ白、叩けば埃が舞い、そばに寄れば鼻をつまみたくなるような生活の臭いなどを感じたことがない。いかにも化粧しました、装いましたの作り物めいて色彩的には綺麗でも、汚い埃だらけの筈の家や部屋、着ているもの、風景など、ただ美しく仕上げる画面づくりに苦労しました、というものばかりだった。また時代劇でも街道や町並みを走る道路は、舗装されたように平坦だが、昔なら雨でも振れば数え切れない水たまりができるでこぼこ道のはずだ。特にCG多用の最近の画面づくりは奇を衒うマジックまがいの絵が混じり、いっそう作り物めいた画面が増えてきた。今回のドラマで「汚い」と感じる画面づくりに成功したのが制作者の意図ならば、新しいドラマづくりのきっかけになるだろう。》

 一方、神戸市の矢田市長は11日の記者会見で、「実際に時代背景、当時の状況も考慮したセットを使っており、制作側の一貫した思いがあると思う」と述べ、理解を示した。兵庫県や神戸市はドラマをきっかけにした観光キャンペーンに乗り出している。矢田市長は「平清盛ゆかりの史跡などを紹介しながら、神戸の魅力も合わせて発信したい」とドラマ効果に期待した。

《耳目を引きつけたことにおいて、井戸知事の発言は宣伝にはなっただろう。》

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