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2012年1月 9日 (月)

振り込め詐欺被害額が倍増(埼玉県)

 毎日新聞(1/9)から、

《逆さにして振っても鼻血も出ないほどの貧乏な年金暮しの身には、昨年、埼玉県1県で1〜11月の短期間に計13億を超える詐欺に引っかかる金が飛び交っているとは驚きと同時に呆れるだけだ。埼玉県とは余程金余りの豊かな県なのだろう。》

 県内の振り込め詐欺の被害額が急増している。県警のまとめによる昨年1〜11月の被害額は、計13億833万円(502件)。前年同期の6億9329万円(493件)に比べて額はほぼ2倍となり、全都道府県中のワースト4位となった。県警は、前年同期比40人増の65人を詐欺などの容疑で逮捕。だまされないための注意点をまとめた「オレオレ詐欺撃退チェックシート」を街頭キャンペーンや個別訪問で数十万枚配布するなど対策に懸命だ。

♦県警の「オレオレ詐欺撃退チェックシートから
 <詐欺グループがよく使うだまし文句(息子や、警察官などを装って電話してくる)
 • 携帯電話の番号が変わった。他人(会社、友人)の携帯電話を借りている
 • かぜをひいた。のどが変だ。病院で治療中だ
 • 会社のお金を使い込んだ。くびびなるかもしれない
 • 交際相手を妊娠させた。示談金が必要だ
 • 浄水器販売、健康気部販売の副業を始めて失敗した
 • 株やFXの投資で失敗した。信販会社に借金がある
 • お金をすぐに振り込んでくれ
 • お金を代わりの者(会社の上司など)が取りに行く
 • あなたの口座の情報が漏れています。キャッシュカードを預かります

《普通の感覚なら、どの一つも騙されるほどに鵜呑みにできるものはない、と思うのだが》。

 昨年は1件当りの被害が高額化した。ふじみ野市の無職女性(77)は、4170万円をだまし取られた。長男を装った男から「会社の金を使い込んでしまった」と電話があり、金の振り込みや手渡しを繰り返した。この件を含めた1000万円以上の被害は19件で、前年同期の3件を大きく上回った。被害額の平均は約261万円だった。

 高額化の一因が「振り込んで」と言わない新しい手口の振り込め詐欺「手交型」だ。「同僚がお金を取りに行く」などと理由をつけて、犯行グループの一員が直接、自宅を訪れる。昨年は11月末までに237件の手交型が起き、振り込め詐欺の半数近くを占めた。

 窓口から振り込みをすれば金融機関の係員が事情を確認するし、ATM(現金自動受払機)には振込限度額がある。これらを避けて多額の現金を奪うのが、手交型の狙いとみられる。現金を受け散る役の「受け子」が到着するまで、電話をかける役の「かけ子」が話し続けて電話を切らせず、被害者が冷静になる時間を与えないようにするなど、手口は巧妙という。

 県警は、詐欺の犯行グループがよく使うだまし文句の9項目(上記)をまとめた。「一つでも当てはまれば、元の携帯番号に確認を」「確かめる前にお金を渡さないで」と注意を促している。

《1945年の敗戦をきっかけに、「我れ疑う、故に我れあり」の哲学で生きてきた私には、そのように簡単に詐欺に遭うことがどうしても信じられない。》

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