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2012年1月11日 (水)

大学生の就職率はどう計算する?

 毎日新聞(1/11)“なるほドリ”から、

 年が明けたがまだ就職が決まらない学生も多い。「超氷河期」ともいわれているようだが、どのくらいの学生が決まったのだろう。12年春に卒業予定の大学生の就職内定率は昨年10月1日時点で59・9%。大学院生や就活を始めたばかりの3年生は含んでいない。高校生は10月末時点で58・9%だった。

 Q どう調べるの

 A 大学の場合、全国全ての学生を調べるわけにはいかないので、国立21校、公立3校、私立38校の計62校から4770人を無作為に抽出してしらべる。地域バランスや学生数を勘案し、基本的に毎年同じ大学を調査する。これらの大学の対象者から「内定した学生数」を「就職したい学生数」で割り算し、内定率を出す。
 文部科学、厚生労働両省が10月1日時点を皮切りに2カ月おきにまとめる。最終となる4月分を就職率と呼ぶ

 Q 内定率が6割ということは、大学生の5人に3人が就職先を決めたということ?

 A 違うよ、全ての学生が就職を目指すわけではない。新卒での採用を諦めて留年する学生や進学する学生もいるので、それらは除く。
 あまり報道されないが、全学生に占める就職者の割合の数字もある。文科省の学校基本調査によると、昨春卒業した大学生で仕事に就いたのは61・6%だった。同じ昨春卒業でも「就職したい学生」をベースにした就職率は91・0%だ。こちらは「過去最低」と話題になったので、記憶に新しいかもしれない

 Q 紛らわしいな

 A 高校も複雑だ。文科省と厚労省が別々に調べているんだ。対象は、文科省が全高校生で、厚労省は高校もしくはハローワークを通して就職活動を進める生徒に限定している。調べる時期はいずれも月末で、文科省は10、12、3月の年3回、厚労省は9。11、1、3月の年4回。調査対象が違うので数字も変わってくる

 Q 就職率の高さをアピールする大学もあるようだが

 A 受験生や保護者の心をつかみたいのだろう。ただ、大学によって調査の方法はまちまちのようだ。統一された基準での数値とは限らないので、算出の方法も含めて数値をみた方がいいだろう

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