娘連れ出し 親権妨害容疑問われた日本人女性を釈放
毎日新聞(12/25)から、
参照 日本人女性 娘連れ出し 親権妨害容疑で米国で逮捕 2011/10
《国際結婚で結ばれたはいいが、ハーグ条約に加盟していない日本では、別れる際のむつかしさは国内の離婚ほど簡単にはいかなかったようだ。ましてそれまで居住していた現地米国の裁判所で成立した離婚で、父親にあるとした子の親権を無視し、親権者に断りなく子を日本に連れ出す行為は誘拐以外のなにものでもない。逮捕されるのは当たり前のことだった。愚かな行為の結末は・・・・》
(前略)
兵庫県宝塚市の日本人女性(43)が親権妨害罪などに問われた事件で、長女が女性の親族に連れられて23日、米国に到着した。女性は同日、釈放された。女性の弁護人が共同通信に明らかにした。
先月22日、日本に住んでいた長女を米国の元夫の元に30日以内に戻すことを条件に、重い刑を科さない司法取引が成立していた。関係者によると、有罪になれば20年以上の禁固刑を科される可能性があった。
国際結婚破綻後の子どもの法的扱いを定めた「ハーグ条約」は、子どもを国外へ連れ出された側が求めれば、相手国が子どもを元の在住国に戻すよう義務づけている。日本は未加盟だが、欧米主要国の強い要請を受け、加盟の方針を決めている。
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