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2011年12月 8日 (木)

増えたもの二つ

 毎日新聞(12/7)から、
 1、高齢者への虐待最多
 厚生労働省は6日、10年度に高齢者が家族や介護職員から虐待された件数は1万6764件に上り、調査を始めた06年度以降で最多だったと発表した。家族・親族による虐待が前年度比6・7%増の1万6668件でほとんどを占めたが、介護職員による虐待も急増し、同26・3%増の96件だった。家族や親族の虐待による死者は前年度比11人減の21人。内訳は殺人が10人、介護放棄による死亡が6人、心中が4人などだった。

 家族や親族による虐待の内容(重複あり)は、身体的虐待が63・4%と多く、暴言などの心理的虐待39・0%、介護等の放棄が25・6%、年金や預貯金を使い込む経済的虐待25・5%など。加害者は息子が42・6%、夫が16・9%、娘が15・6%だった。家庭内で虐待を受けた被害者の7割は要介護認定を受けており、半数近くは認知症だった。

 厚労省は「家事に不慣れで介護の負担を強く感じ、仕事と両立困難な場合に起きやすい」と分析。施設での虐待防止策として職員研修の強化を自治体側に要請した。調査は虐待の通報を義務づけた06年施行の高齢者虐待防止法に基づき実施。震災のため宮城、岩手の計5市町を除く全都道府県、市区町村からの報告をまとめた。

《昔の日本の敬老精神は世界にも誇れる美徳で知られたが、現在の世の中のように殺人が普通に行なわれる殺伐とした世相では、老人が虐待されるのも極々普通のことのように思われる。貧しくなったのはメディアが書き立てる生活ではなく、老人に限らず、他者を労ることをなくした日本人の心のありようだろう。》

 2、産科医2・5%増
 10年末時点の産科医(産婦人科と産科の合計)は1万652人で、08年と比べて2・5%(263人)増えたことが6日、厚生労働省が2年ごとに実施している「医師・歯科医師・薬剤師調査」で分かった。産科医は02〜06年に約1000人減少したが、06年の1万74人を底に08年、10年と微増が続いた。ただ02年の水準(1万1034人)には届いておらず、厚労省は「産科医の負担は依然として大きい」としている。

 15〜49歳の女性10万人当りの産科医数は全国平均で39・4人。都道府県別の最多は島根県の54・8人、最少は埼玉県の28・0人だった。ほかの診療科も含む全医師数は29万5049人で、08年より2・9%(8350人)増加。このうち女性は5万5897人で、7・5%(3900人)増えた。診療科別の医師数は「主に従事している診療科」の回答を集計したとしている。

《埼玉県の医師数の低い水準は、参照 医師数、最下位の水準(埼玉)2010/05/にも取り上げたように、半世紀近くも前から変わっていない。》

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