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2011年11月19日 (土)

先生の卵に体育の授業

 毎日新聞(11/19)から、
 「体育が苦手」。そんな先生の卵たちに東京都教育委員会が助け舟を出す。公立小学校の教員採用試験合格者のうち希望者を対象に、教壇に立つ前に「体育の授業」を体験させることにした。小学校の教員は、体育も含めた全教科を1人で教えなければならない場合も多いが、教員希望者の半数が「体育の指導に不安がある」と答えた調査結果もある。都教委の担当者は「早い段階から技術を身につけてほしい」と話す。

《特に男とは限らないだろうが、優しくておとなしい若者が増えた。勉強に明け暮れて育ち、遊び相手は室内でするゲームやメールというひ弱な生活を過ごしてきたものが多いだろう。空の下で走り回ることができる空間もなく、幼い頃から手厚い庇護のもとで育ってきたものだ。スポーツ系でもなければ身体を鍛える必要もなく、運動が苦手なのは自然の成り行きだろう。》

 都が教員を志望する大学生を対象に教員の心構えなどを教えている「教師養成塾」の在籍者150人を対象に、今年7月実施したアンケートによると、半数を上回る79人が「体育の指導に不安がある」と回答。うち7割が「技能の指導に自信がない」、2割が「自分自身運動することが苦手」などと理由を明かした。

 また、文部科学省が実施している「体力・運動能力調査」結果によると、来年度の採用予定者の年代が10歳児の結果をみると、男子50メートル走の平均は9・34秒と10年前よりも0・2秒遅く、同ソフトボール投げも26・46メートルで10年前よりも2・27メートル短い。同調査によると、子どもの体力は08年から上向きに転じており、この世代はいわば「体力のボトム(底)世代」といえる。都の担当者は「ちょうど子どもの頃、テレビゲームがはやるなど室内の遊びが多かった世代。外で身体を動かす機会が少なかったのではないか」と分析する。

 都教委は教員になる前に体育指導の不安を解消する機会が必要と判断。来年度採用予定者約1600人のうち希望者を対象に、実際の小学校の体育の授業に参加させるほか、休み時間や放課後に子どもたちと一緒に校庭で身体を動かす時間を設けることを決めた。

 12月から来年2月までの間に、都内の公立小40校で実施する予定。また、マットや跳び箱など普段あまり接する機会のない種類の運動の指導が不安との意見が多かったことから、体育の専門家を招き、指導者講習会も開くことにしている。

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