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2011年11月26日 (土)

続・2010年 出生動向基本調査(独身者調査)

 毎日新聞(11/26)から、
 参照 2010年 出生動向基本調査 11/10

 参照は妻が50歳までに生む子どもの数を調査したものだが、今回は異性の交際相手がいない男女を調べたもの、「交際相手なし」が過去最高となった。

 調査客体数  14248
 回収票数   11487(回収率 80,6%)
 有効票数   10581(有効回収率 74・3%)

 Photo_3 異性の交際相手がいない18〜34歳の未婚者が男性で61%、女性で49%に上り、いずれも過去最高となったことが25日、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査(独身者調査)」で分かった。05年の前回調査から急増、男性で約9ポイント、女性で約5ポイント増えた。うち半数近くは男女とも「特に異性との交際を望んでいない」と答えた。一方、結婚する意思がある人の割合は男性86%、女性89%と高水準を維持。同研究所人口動向研究部の金子部長は「結婚や交際を望んでも、仕事が忙しかったり経済的な余裕がなかったりしてかなわず、諦めている人が多いのではないか」と分析している。

 Photo 独身でいる理由(複数回答)で最も多かったのは18〜24歳では「まだ若すぎる」(男性47%、女性41%)、25〜34歳では「適当な相手に巡り会わない」(男性46%、女性51%)だった。25歳〜34歳では「結婚資金が足りない」(男性30%、女性16%)、「異性とうまくつき合えない」(男性13%、女性11%)が前回より増え、過去最高となった。 

 回答時から1年以内の結婚については、男性43%、女性50%が「したい」もしくは「理想的な相手が見つかればしてもよい」と答え、これまででもっとも高い割合だった。

 1990年代の調査と比べ、男女とも正規雇用者が大きく減り、逆にパートや派遣などで働く人が増加。特に男性の場合、こうした人は正規雇用者と比べ結婚の意欲が低い傾向がみられた。「仕事で私生活が犠牲になっている」と回答した人の割合も90年代より増加した。

 調査は原則5年ごとに行なわれ、7回目の今回は昨年6月実施。男女約1万人の回答のうち、18〜34歳の約7000人分を中心に分析した。

Photo_4 若者の恋愛に詳しいマーケティングライターの牛久保恵は、調査の結果では、特に非正規雇用や無職の男性は、結婚に意欲的な人は少ない。女性から職業や経済力を値踏みされる前に「収入が少ないから」と萎縮する面があるのではないか。リストラや将来への不安から仕事を優先せざるを得ないなど、恋愛しにくい状況もある。婚外子が少ない日本では、結婚率が下がると少子化が加速する。雇用対策や収入のセーフティーネットなど、国が対策をとらないと解決できない問題だ、と述べる。

《「カー付き、家付き、ばばあー抜き」から始まった戦後の家庭は、「手鍋下げても」苦労を共にして家庭を築き上げていこうという女性はいない時代だ。結果は家庭よりも、子育てよりも優先するのが仕事だ。反対に男性は強くなった女性の顔色を伺いながらオロオロと周りをうろつくばかりだ。「俺について来い」と言える男はいなくなって草食系といわれるなよなよの優男が増えた。男たちは、女性に選ばれなければ結婚もできない時代になったようだ。だが、ここにいう「理想的な相手」とは男女お互いにその物差しは何だろう。そしてそれは、己の分限をどのように評価してのものなのだろうか。》

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