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2011年10月18日 (火)

ネットバンキング、2億8000万円被害

 13日の記事で、ネット犯罪の規模の拡大化、複雑化についてセキュリティー大手の米シマンテックが、年間被害額が世界で1140億ドル(約8兆7780億円)とする試算を初めて発表し、警察関係者の会議でも、「最善を尽くしているが、多くの犯罪は阻止できていない。企業も個人も、自分で自分を守る努力をしてほしい」という話しが出るほどだ、使っている言語に拘わらず、画像に不正プログラムを仕込んでメールで送り、ダウンロードさせてしまう手口もある。まずは危険性を認識することが重要だと、同社ノートン・サイバーセキュリティー・リードアドバイザーのアダム・パーマー(36)は話している。今回日本を含む世界24カ国約1万2000人の成人(18歳以上)を対象に調査したところ、日本の成人の45%がセキュリティーソフトを(最新のものに)更新していないことが分かったという。

 毎日新聞(10/18)から、
 Th_ インターネットバンキングの利用者の預金が他人名義の口座に送金され、ATM(現金自動受払機)から現金が引き出される被害が今年4月から53の金融機関で133件発生し、被害額は約2億8000万円に上ることが警察庁の調べで分かった。利用者のパソコンに不正プログラムを侵入させ、抜き取ったID・パスワードを使ってネットバンキングにアクセスする手口が目立っている。警察当局は電子計算機使用詐欺や不正アクセス禁止法違反容疑で捜査している。

 不正送金の被害のあった金融機関は、都市銀行4行、地方銀行32行、信用金庫9行、ネット専業銀行2行、その他6行。1分ごとに数字が変更される使い捨て型の「ワンタイムパスワード*」では被害はなく、ほとんどは盗まれた固定式パスワードが悪用された被害だという。警察庁は、ワンタイムパスワードの普及などセキュリティー対策の強化を金融機関に要請している。

 【ワンタイムパスワード】
 1分ごとに更新される6桁の番号をパスワードとして使用する認証方式。一度使った番号は無効になるため、盗まれても悪用される危険が少ない。番号は、キーホルダー大の端末の液晶部分に表示され、ネットバンキングのコンピューターと連動。送金などの際に利用者が番号を入力すると認証が行なわれる。国内の金融機関では06年に初めて導入された。

《ワープロでブログ、Photoshopで画像処理を楽しむことが精一杯の年金生活のアナログ人間には、ゼニは触らぬ神に祟りなし、とてもじゃないがワンポイトパスワードなど使いこなせるものではない。》

 警察庁によると、被害はネットバンキングの利用者のパソコンに侵入した「スパイウエア」や「トロイの木馬」よ呼ばれる不正プログラムによって引き起こされるケースが多い。ID・パスワードを入手し、利用者になりすましてネットバンキングにアクセス。利用者の口座の預金を他人名義の口座に送金し、ATMで現金を引き出しているという。法人名義の口座から約2700万円もの預金が別口座に移されたケースもあった。

 不正プログラムを使う手口のほかに、「フィッシングメール」によって利用者情報をだまし取るケースも確認されている。銀行から利用者に宛てたメールを装い、偽のサイトに誘導。銀行が利用者ごとに発行する暗証カードの乱数表を入力させ、取得した情報をネットバンキングへの不正アクセスに悪用する手口だった。警察当局は、ネットバンキングへのアクセス履歴や送金先に使われた口座の契約情報などを分析している。

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