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2011年8月26日 (金)

フィルタリング、保護者を調査

 毎日新聞(8/26)から、
 《これまで口を酸っぱくして言い続けてきたが、いじめにしろ、ケータイにかかわる性被害にしろ、諸悪の根源は親の子どもへの保護監督責任の放棄にあることを指摘してきた。保護者の意識変革がないかぎり、親が親としての責任に目覚めない限り、被害はますます増え、広がり続けるだろうことが推測できると。いじめや性被害が取り上げられて久しいが、調査は常に数字を追いかけるばかりで、なぜそうなのか、については全く関心がないような報道に終始してきた。今回、やっと親の関わりについて調べる気になったようだ。しかし、発表された数字を見て愕然とするしかない。18歳未満の子をもつ親の5割がフィルタリングを利用させていないのだ。何度も書いてきたが、これでは親がわが子に鈴を持たせてオオカミのいる野に放っているのと何ら変わらないことになる。被害に遭ってもそれは保護監督責任を放棄している「親の責任だ」ということになる。》

 参照 子どもの性被害、フィルタリングを全員が設定せず 11/02

 警察庁は25日、携帯電話での有害サイト閲覧を制限する「フィルタリング」について、18歳未満の子どもを持つ保護者の利用状況などを調査した。利用していると回答したのは53・5%にとどまった。

 調査は今年2〜5月、小学4年以上で学校に通う18歳未満の子どもを持つ全国の保護者6万6000人を対象に実施。家族との共用を含め、子どもが携帯を持っていると答えた保護者約3万2000人に制度について質問した。

 小中高校それぞれで見ると、高校生では地域でフィルタリングの利用率にばらつきがあり、インターネットを利用できない携帯電話の機種などを含めた割合では、最も高い石川県が76・4%で、最も低い和歌山県は30・9%。奈良県は34・4%、北海道が34・6%だった。

 また、子ども用の携帯電話を購入した人のうち、「販売業者から制度の説明を受けた」と答えた保護者は68・6%にとどまった。

 参照 ケータイで試される親の力 09/09/28
    ケータイで試される親の力 -2- 09/09/29

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