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2011年6月22日 (水)

国会70日延長議決へ

 トライアンフェター
P6200580 何やかや言いながら違う角度から見れば、一番曲げない確たる信念を持っているのは菅総理だということか。周りの取り巻きも、まして野党の下らない連中も、この非常事態において何が一番優先されなければならないかを問われれば、会期延長しかないことを理解していないようだ。にも拘らず、与野党含めての駆け引きのみの醜い右往左往の体たらくは、遠く海外の国々からも賞賛された被災地の人たちの一糸乱れない行動と比べ、余りにも貧しい日本国国政の惨めさだ。今、旧政権にあった自民党が、過去の幻想にしがみついて何を言っても元に戻ることを期待している国民は一人もいないだろう。

 野党は菅首相が退陣時期を明確にすれば引き換えに、第2次予算案や赤字国債発行のための法案審議に応じるというが、首相はすでに一定のめどがつけば退陣する、と明言した。その揚げ足を取るように、退陣表明をした一国の首相をどこの国が相手にするか、何時辞めるのかはっきりしろと詰め寄るが、考えてみれば良い、例えばだ、任期4年の国の代表が、あと半年から2,3カ月で辞めることが明確な時期、大事が発生した場合、「大事は後の代表にお任せする」で何もしないで済むのか。

 国会は野党が反対しても、22日の本会議で、これも旧政権の常套手段だった数の論理で議決されるだろう。野党の取る態度は決まっている。大震災の復旧・復興のための協調体制への参画以外にはない。それもできないようでは誰のための政治なのか、よく考えて、頼むから国民のための政治をやってくれ。

 

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