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2011年6月18日 (土)

KARAなど、露出に歯止めを(韓国公正取引委員会)

 毎日新聞(6/18)から、
 《ロシア,カナダに続いて今度はお隣の韓国から、女性の刺激的な露出についてクレームがついた。参照(韓国 芸能界の実態調査 2010/10 ) でも触れたが、未成年女子の煽情的な踊りなどについて人権問題の面からも問題提起していたが、国会でも取り上げられた。》

 少女時代やKARAなど、韓国のガールズグループが日本で人気を得る中、韓国では若手芸能人の過度な肌の露出が問題になっている。国会でも取り上げられ、17日には公正取引委員会が規制に乗り出した。背景にセクシーさを求める視聴者の声があり、衣装やダンスの「過激さ」には歯止めがかかりにくい状況だ。

《以前にも書いたが、敗戦後売春宿や裸を売り物のストリップ小屋が乱立した時代があった。ダンサーたちは当然踊ったが、流行歌一曲(約3分)の終わり近くになって裾をはだけるか上半身裸になるぐらいで、全裸になることもなく、踊っても特に腰を回転させるグラインドは「卑猥である」ことを理由に禁止されていたし、警察も取り締まった。また、「飾り窓の女」よろしく額縁の中で、絵画のように裸(勿論下半身は出さない)を見せたが、動くことは禁止されていた。当時の男たちはそれでも十分興奮もし、満足していた。ところが現在の日本は、戦後の荒れ果てた世情以上に性モラルなどかなぐり捨て、まだ尻の青いのも取れてもいないような幼稚園児や小学生まで、踊りと言えば腰を振ること、とでも勘違いしてか、テレビで踊る下着もあらわな少女たちの真似をして腰を前後に、横に、また回転させようとする。ただの肉の塊に過ぎない身体でだ。ただただ、ニガニガしいだけだ。その影にはブームに乗ってこれら少女たちをプロデュースし、時代の寵児の名を恣(ほしいまま)にする男がいるからだが。韓国の問題は、たまたま日本のそのようなエロブームに巻き込まれて突っ走った結果のようなものだ。》 

 同委は17日、芸能事務所が未成年の芸能人に過度な露出を求めることを禁止し、通学や休憩などを保障することを盛り込んだ「標準専属契約所」の改正を発表した。

 若手芸能人をめぐっては、女性家族省が昨年8月、小学生から高校生までの芸能人88人に対する実態調査を公表。約9割が「露出を経験した」とし、事務所から強要されたり整形手術を勧められたりしたケースもあるとした。

 同委は、改正で「芸能人が不当な要求を拒否できる根拠となる」とし、速やかに適用するよう各事務所や業界団体に勧告するとしている。しかし、法的な強制力はなく、その効果は未知数だとしている。

《歌(曲)は耳で聴き、耳で楽しむものと考えているものには、下手な歌だが裸同然の姿で踊らないと聞いてもらえない少女たちには何の興味もない。レコードやCD、FMで聞くことが多くなった現在はコンサートから遠ざかっているが、コンサートでも目を瞑って楽曲を奏でる楽器たちのハーモニーや音をゆったりと聴くことが多かった。》

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