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2011年3月15日 (火)

東北関東大地震

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 ミモザ
 と
 アネモネ


  パソコンの前でキーに向き合い、さてこれからと思った矢先、家がミシミシと揺れ、ガラスが鳴り始め、シャンデリアが大きく揺れ出していた。これまで生きてきた経験から、さして驚くまでもなく鎮まるのを期待したが揺れは激しさを増すばかりだった。L字に並んだ天上まである6つの書架がグラグラ揺れ、今にも倒れそうになるのに飛びついて必至で踏ん張り、およそ80年を生きて経験したことのない恐怖を覚えていた。こらえ切れずにもうこれまで、と覚悟した頃ようやく揺れが収まり始め、長かった時間を全身の振るえとともに振り返っていた。埼玉県南部の震度を速報で、テレビは最初、マグニチュード3と報道したが、体感震度では5強はあると感じていた。最終的に5弱となったが、幸い書架からの落下物に貴重なものは混じらず、台所の棚から鍋類のほとんどが落ち、居間のラジカセなど電気製品が落下寸前まで移動していた。軍国少年だったころの舞鶴の軍港の地で体験した空襲も、時が過ぎて恐怖を半減させていたが、今度の地震で再び恐怖を覚え、しばらく体の震えが止まらない体験となった。

 地震発生後の大小の余震が埼玉でも当日は勿論、翌日も一日中繰り返し、その都度肝を冷やす状態が続いている。15日現在16時11分の今、キーを叩いているが、またまた、余震がきている。

 被災地福島の内陸部白河に、甥っ子夫婦がおり、地震当日、翌日も連絡不可能。3日目の早朝になって連絡が取れたとの母親からの連絡で無事の生存が確認できたが、建てたばかりの住居が破壊され、ご近所との助け合いの生活を始めたとの報を受ける。

 毎日新聞(3/15)から、
 またまた、石原都知事の発言が問題になった。彼が、いかほどの博学のおっさんか知らないが、今回の地震、津波の大震災といわれる自然現象を、神の行なった人間への罰であるとの神掛かりの言葉で表現してみせたことには驚く以外のほかはない。曰く「津波は天罰」と。その昔、弘安4年の蒙古襲来時、季節風がきたのを神風と名付けた思想と同じ底流だ。

 石原は14日、「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね。我欲を1回洗い流す必要がある。積年たまった日本人の心の垢をね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」と発言した。被災者や国民の神経を逆撫でするのは確実だ。

 彼は、この発言の前に、「去年一番ショックだったのは、おじいさんが30年前に死んだのを隠して年金詐取する。こんな国民は世界中に日本人しかいない」と述べていた。

 石原が世界200カ国近い国々のどれだけを歴訪したのか知らないが、「‥‥しかいない」は言い過ぎだ。たしかに日本人のモラルのなさは目に余るが、それは、石原個人として嘆いていればいいことで、メディアに向かってわざわざ話すこともない。時は日本が挙げて災難に当たろうとしているさ中の折りでもあるのだ。「被災者のかたがた、かわいそうですよ、」指摘されるように、一層「逆撫で」にしかならない。

 確かに、被災者の人たちの中には、未だに被災後1度も救いの手も届いていない避難所もあるというのに、災害地でもないのにスーパーやコンビニに列を作って食料、雑貨など買い溜めをしようとする人間がいるのを見れば、その余りのさもしい根性に、心の底から怒りを覚える。

 東電の2グループの計画停電開始時刻、6時20分がそろそろ迫っている。明かりが残っている間に早すぎる食事をすませ、その後、蝋燭の灯りで入浴するつもりだ。

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