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2011年2月23日 (水)

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《「頭を雲の上に出し 四方の山を見下ろして 雷さまを下に聞く 富士は日本一の山」今から70年以上も前になる。小学生に上がったころ、声も張り裂けんばかりに皆と並んで大声で歌ったのを思い出す。なぜ今日2月23日が富士山の日なんだろうか。多分、並んだ数字の語呂合わせだろうと思って調べてみた。今からちょうど10年前の2001年12月、山梨県富士河口湖町が条例として制定したのが始まりのようだ。続いて世界遺産登録に落ちて静岡県が、登録に向かって運動を盛り上げようと2009年12月に条例化した。》

 毎日新聞(2/19)から、
 富士山には年間30万人を越える人が登っている。環境省は2005年から四つの登山道に赤外線カウンターを置いて登山者数を調査している。05年に約20万人だった登山者は10年には約32万人に増えた。近年の登山ブームで女性の登山者が増えたことと、外国人にも人気なのが増加の理由と見られている。

 そこで問題になるのが山小屋のトイレから出る屎尿の処理と登山者が捨てるゴミだ。

《日本だけに限らない。観光立国スイスの観光地のトイレの汚さについてはブログでも触れた。地元の人がいくら心掛けても、旅行者の「旅の恥はかき捨て」は世界共通の群集心理のようだ。》

 以前は、夏のシーズン中に貯めた尿をシーズン後に放流しており、使用済みのトイレットパーパーが山肌に白い模様を描くこともあった。今はすべての山小屋のトイレが「バイオトイレ」などと呼ばれ、微生物の力で分解したり、バーナーで燃やしたりして、放流をしないトイレに生まれ変わった。

 富士山麓を清掃して綺麗にしようという「富士山クラブ」を登山家の野口健氏が立ち上げ、富士山の環境保護活動をしているが、毎日新聞も加わって「富士山再生キャンペーン」として10年以上つづいている。

 この5年間、3万3500人が富士山と富士五湖周辺の青木ヶ原樹海に入り、計310トンのゴミを集めている。記者も昨年7月の西湖付近の樹海清掃に参加したが、登山者が捨てたと思われるものはあまりなく、タイヤ、電線、自動車の部品など別の地域から持ち込まれた廃棄物が多くあった。キャンペーンでは、外来植物を取り除く作業も行っているが、昨年は、栽培が禁止されているアメリカ産の「オオキンケイギク」を抜き取っている。

 噴煙を上げていないが、富士山は活火山だ。気象庁は活火山を「過去1万年以内に噴火した火山」か「現在活発な噴気活動のある火山」と定義している。近いところで起きた噴火は1707年で、現在の東京や神奈川県の横浜にも火山灰が降り積もり、富士山周辺の田畑にも焼けた石や灰が降った。

 現在の警戒レベルは5段階のうち最も低い1の「平常」で、心配はいらない。因みに,今盛んに噴火している九州の新燃岳は、「登山禁止」のレベル3だ。

《因みに、世界文化遺産への登録の動きだが、文化庁に提出する推薦書原案の締め切りが7月で、その最終とりまとめの推敲中のようだ。推薦書は文化庁からユネスコに送られ、ユネスコによる現地調査を経て最終審査を通れば、世界文化遺産に認定されることになる。今がちょうど9合目辺りということのようだ。》

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