« 窃盗癖、背景に過食症 | トップページ | バカ親がやりそうなことだ »

2010年12月15日 (水)

携帯フィルタリング 警察庁が覆面調査

 毎日新聞(12/14)から、
 東京都青少年条例案が委員会可決された。過激な性的描写がある漫画の販売規制を強化する青少年健全育成条例の改正案が13日の、東京都議会総務委員会で、民主、自民、公明の3会派の賛成多数で可決した。漫画家や出版業界に強い反対の声があることから、付帯決議で都に慎重な運用を求めた。15日の本会議で成立し、来年7月1日以降発行の漫画本から適用される。

 改正案は強姦など刑罰法規に触れる性的な行為や、親子など近親者間の性行為を「不当に賛美、誇張」して描いた漫画やアニメを18歳未満に販売することを規制する。

《海外では高く評価されている日本の漫画。その漫画の分野に、日本の書店の店頭で、子どもたちの目につく場所に広げられて売られているように、海外の書店にも同じように並べられて、露骨な性描写や、強姦や近親相姦を賛美したり、誇張するものも含まれて広げられているのだろうか。》

《青少年に有害な図書の規制をケータイに置き換えれば、フィルタリングだ。業者任せのフィルタリングが何の枷にもなっていないのと同様、出版社や作家任せでは、大混乱した敗戦直後のエロ・グロの再現となるだけだろう。子どもたちに情報の選択ができる知恵が備わっていればまだしもだが、店頭に置かれる俗悪で卑猥な雑誌や女性誌、漫画を規制しなければ現実の乱れた性風俗が示すように、若年層の売買春、妊娠、堕胎がこれからもまだまだ蔓延る原因となる。》

《一方、保護者の側に子どもを監督指導する力でもあれば歯止めはできるが、現在の保護者には子どもが何をしていようと働くことにしか頭が回らない。面倒なことは学校任せ。先生任せだ。加えて一方では、逃げ道のような「子どもは社会が育てる」などと無責任スローガンが喧伝される。》

 【閑話休題】 《 》内は私見。
 携帯電話の販売店で、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングが適切に説明されているかを把握するため、警察庁は今週から全国の販売店で覆面方式の実態調査を行なうことを決めた。都道府県警の職員が店を訪問し、身分や目的を伏せて店員の説明を聞き、子どもの携帯利用には加入が原則であることを明確に伝えているかをチェックする。調査結果は公表し、フィルタリングの普及に活かす。

《身分や目的を伏せるといいながら、メディアを通して「今週から調査をするゾ!」と始める週まで告知して宣伝している。ハッタリ効果を狙ったことかも知れないが、今までだらだらと調査、調査を繰り返してきたように、データを集め、数字を発表するだけの公費の無駄使いになるだけだ。もともとフィルタリングが浸透しないのは、販売店の責任ではない。ケータイを与える親の側に問題意識がなさ過ぎることが原因であることをもっともっと強く啓蒙しないからだ。 フィルタリングが普及しないことについては10月のブログでも取り上げた。「携帯フィルタリング普及 停滞」10/10 

 調査は携帯の専売店や家電量販店が対象で、年末のかけて行なう。都道府県ごとに少なくとも30店舗で実施し、全国では1500店舗ほどになる見通し。

 調査員は子ども用の購入客を装って店を訪れ、18歳未満が利用する場合の「原則加入」など、フィルタリングに関する制度や機能の説明が適切に行なわれるかに重点を置いて、店員に質問する。聞き取り後に身分と目的を明らかにし、フィルタリングの普及への協力を要請する。

 警視庁はすでにNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなど携帯事業者5社に調査への協力を依頼した。ただし、どこの店を対象にするかは伝えていないため、店側が調査員が来るのを事前に知ることはない。

 青少年インターネット環境整備法は、18歳未満へのインターネットサービスの提供について、保護者が「加入しない」と申し出た場合を除き、フィルタリングの加入を条件にすることを携帯事業者に義務づけている。

 しかし、内閣府が4月に公表した調査ではフィルタリング利用率は小学生61・7%、中学生54・7%、高校生38・7%だった。また、「非出会い系」サイトの利用をきっかけに性的犯罪などに舞い込まれた子どもの9割以上がフィルタリングに未加入だったことが今秋の警察庁の分析で判明している。同庁は、子どもの安全な携帯利用にはフィルタリングの普及が不可欠とみて対策を検討していた。

《販売店の適切な説明がフィルタリングの普及につながるとは思わない。説明を聞く保護者側に危機意識がないことには馬の耳に念仏、馬耳東風だ。そして、日本の保護者たちにはその危機意識はないに等しい。子どもに望まれ、裏切らないことの約束をさせるだけで、持たせた後の大事な親の責任として必要な厳しい監督(約束を守っているかどうか交信先のチェック、内容閲覧は、低学年には欠かしてはならない)ができない。結果、手遅れで事件に巻き込まれてからでないと、理解しない。責任を販売店に押し付けるのではなく、「わが子の問題」として親、保護者に理解させる以外に徹底させることは不可能だ。》

|

« 窃盗癖、背景に過食症 | トップページ | バカ親がやりそうなことだ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/50308030

この記事へのトラックバック一覧です: 携帯フィルタリング 警察庁が覆面調査:

» ビジネスホテル 評価 [ビジネスホテル 評価]
ここ数年、あるいはもっと永いかも知れませんが、景気が良いと言う話をあまり聞いていないような気がします。 [続きを読む]

受信: 2010年12月15日 (水) 23時11分

« 窃盗癖、背景に過食症 | トップページ | バカ親がやりそうなことだ »